2009年1月31日土曜日

私のデビューは!(その3)

インターフォンを押すとピンポンと鳴ったか、ブーと鳴ったか、今ではハッキリとは覚えていませんが呼び鈴が鳴りました。

そして「はーい」という声が中から聞こえてドアーがカチャッと開きました。
ドアーを開けたのは四十代ぐらいの男性。笑顔が素晴らしく、その人の顔を見て私たちは少し安心をしました。

中に通されると広いワンフロアで窓も大きく明るく清潔感がある部屋でした。そしてパソコンの載った机が、窓や壁に向けてズラリと十台ぐらい列べてありました。

どうやら他に人はなく私たちとその四十代ぐらいの男性だけです。ちょっと落ち着かない空気感です。

入り口の近くにはカウンターがあり、レジやパソコンの小物がならべてあるようでした。
カウンターの後ろの壁には大きな料金表が貼ってありました。その男性は料金表を使って私たちに説明を始めました。

「ここはパソコンをお貸しするお店です。この店内でご利用される場合は1時間いくらでご利用料金を頂きます。また、パソコンを持ち帰られて利用されたい方は日単位でご利用料金をいただきます。どちらもパソコンの機種により金額は違います。どうですか?ご利用になられませんか」

料金表を見ると1時間あたり500円前後でした。今ならインターネットカフェと同じシステムなので料金が高いか安いか判断がつくでしょうが、これは昔の話です。この料金を判断できる材料は私たちにはありません。

私たちは少し困りました。それを察して四十代の男性は「どんなパソコンがあるのかご説明します」と言い、パソコンが置いてあるところまで私たちを案内しました。

「これが富士通のFM-8。画面も高解像度対応。その向こうはNECのPC-8001。その隣はシャープのMZ-80B。そしてタンディ。見たことありますか?あと向こうが日立のベーシックマスタ。東芝のパソピア。コモドールのVIC-20。プリンターも別料金ですがEPSONと精工舎があります」と、とても誇らしげな感じで丁寧に説明をしてくれました。

さて、そのまま帰るか、借りてみるか、さあどうしましょう。ウィンドウショッピングぐらいの気持ちで寄ってみたのですが、他にお客さんがいないと借りるしか選択の余地はなさそう。

正直なところポケットコンピュータのプログラム経験はあるのですが、目の前にならんでいるパソコンは高価なため使ったことがないのです。そんなことも言えずにますます悩んでいると、お店にひとり入ってきました。

「あ、専務。お客さん?」
「社長、お帰りなさい。どうでしたか?」

どうも説明してくれた方が専務さんで、入ってこられた方がこのお店の社長さんみたいです。

次へ

前回の話(その2)

撮影:Canon EOS 10D EF100mmF2.8マクロ

くもさん ~あなたなら次は?~

あおいそら
あらいたてのしろいくもがぽかり、ぽかり。
みんなおなじところへむかっている。
がっこうだろうか。おしごとだろうか。
しろいくもはでんしゃになったり、うさぎさんになったりする。

あかいそら
ゆうやけであかいそら。
くもまであかくなっている。
おしごとおつかれごくろうさま。
おとうさんとおなじあかいくも

2009年1月30日金曜日

OM-2のファインダー

久しぶりにOM-2のファインダーを覗いてみると腰が抜けました。え、こんなに違うのかと。

普通に売られているデジタル一眼レフの受光素子サイズはフィルムと比べると小さいです。だからファインダーを覗いたときに見える大きさもその分小さく見えてもおかしくはないのです。分かっていましたがショックでした。とても違います。

どんなに違うのかといえば表現が難しいですが…
チャレンジしましょう。

例えばこんな被写体があったとします。

仮にOM-2に標準レンズの50mmレンズをつけてファインダーを覗くと、

こんな感じに見えそうです。
フォーカシングスクリーンの面がザラザラしているので若干すりガラス越しの感じがします。
あとレンズの明るさ(F値)によって少し暗く感じます。

次はよく売られているデジタル一眼レフに50mm相当のレンズをつけて覗くと、

こんな感じに見えそうです。

フォーカシングスクリーンのザラザラ感は余り感じないのですが、少し穴の中を覗いているような感じなります。また小さく見えます。カメラメーカーさんは頑張って少しでも大きく見えるようにと工夫をしていますので機種によって違うと思います。

これでピントや構図をあわせるのはモチベーションが下がります。でもそんなものだと思って見ていますから違いを知らないと気にならないかも知れません。

注)今回の表現は私の主観です。

ところでOM-2に50mmレンズをつけて覗いてない方の目も開けるとカメラを覗いてないように見えます。

昔カメラ屋さんに「標準レンズは何故標準レンズか知っているかい?」と聞かれたことがあります。それは人が自然にモノを見るときの視角と同じだからと言われました。その時は「へぇ~」と思ったぐらいでしたが、覗いた状態で両目を開けると理解できます。

ファインダーを等倍に見えるように作り込む。またまた凄い技術です。

どんどん蛇足になりますが、将来は光学ファインダーはなくなるかも知れませんね。コストがかかるし、カメラも小さくできない。液晶とフォーカス技術でファインダー不要。その時はミラー(レフ)がなくなって一眼レフでなくなるのでしょうか?

既にマイクロフォーサーズではミラーレスのパナソニックG1が発売され、デジタル一眼レフからデジタル一眼へ変わりました。

私は現行のレンズ規格が変わらなければ全て受け入れられるけれど、十数年ぐらい先はそれも変わってしまうかも知れません。でも広角好きだからフランジバックが短くなるならそれも良しか。何だかコンタックスG1を思い出します。う~ん、パナソニックG1の名称ってそれ狙い?

< OM-2の裏蓋を開けると?OM-2のファインダー OM-2の主な仕様?>

宍道湖

宍道湖をけち猫の視点から撮影すると…


こうなります!なんてね(笑)

実は斐伊川の撮影した帰りは宍道湖沿いを車で走ることになるのですが、「おっ」と思ったので撮影しました(汗)

宍道湖といえば夕日の嫁ヶ島。やはりこれでしょうね。
でも私は一枚も撮影したことがないのです。これは自分でも呆れます。
しかしこの写真も綺麗でしょう。何か心に感じていただければ嬉しいです。

これで斐伊川、宍道湖、中海(大山)境水道(フェリー)日本海の写真が揃いました。

撮影:docomo SO905iCS

2009年1月29日木曜日

レゴ マインドストーム

それにしても2006年度は色々ありました。実はレゴ マインドストームにも触れる機会がありました。

レゴ マインドストームとはレゴ ブロックとコンピュータを使ってロボットとプログラミングを体験できるロボット製品だそうです。

左の写真を見てください。デコボコと色がレゴでしょう。

これも以前に紹介させていただいた危険回避カーと同じような機能を持っています。う~ん、それ以上かな?

形を構成するパーツが「レゴ」です。カチカチと合わせる。それで自動車を作るわけです。また二足歩行ロボットのキットもあります。

子供の時に作ったレゴと異なるのはセンサー、モータ、コンピュータを搭載してある点。ちょっとした違い、いや大きな違いですね。

なんせレゴですからハードの部分は簡単に作れてしまいます。その分、プログラミングの方に割り当てられる時間を増やす事ができそうです。お手軽に作ってプログラムで「う~む」ができます。

今回は黒く塗られたコースを外さないでどう走るかをデモされました。センサーを左右に振りながら黒いコースを外さないで走りました。

ふぅ~、少しプログラミングしてみたかったです。

私としてはレゴ マインドストームも面白いし、人材育成で習ったゼロから作る講習もとても重要だと感じました。だってパーツ買い集めれば作れそうな気持ちになりましたから。それは講師陣が立派だったという話もありますが…

どちらも目的がどうかでしょうね。

撮影:LUMIX DMC-FX01

大山それは伯耆富士(ほうきふじ)

見る方向によって富士山のようにみえる大山。
本日は快晴のためそんな大山の写真を撮影することができました。
ただドコモの携帯で撮影したのでちょっと辛い(満足度が低い)写真です。
今回の被写体はデジタル一眼で好きなレンズで撮影するのが吉でした。

「米子市街地からみた大山」

「中海からみた大山」

斐伊川(ひいかわ)を流れていた水は宍道湖に入り、そして中海から境水道、そして日本海と流れます。カテゴリー「写真の力」では斐伊川の写真境水道(フェリー)の写真日本海(米子市)の写真と掲載してきました。あと残すところは宍道湖の写真ですね~。

撮影:docomo SO905iCS

本日はピーカン

本日は雲のない快晴でした。

部屋の中よりは外の方が暖かい感じです。

 
夕方も同じく、終日あっぱれなピーカンでした。山陰の冬では珍しい一日でした。

ちなみに正面の建物は一畑デパートです。

最大にズームアップするとこの通り!
今年の5月は12年に一度のホーランエンヤがあります。
(宮島の管絃祭、大阪天満の天神祭と並び、日本三大船神事の一つ)

撮影:docomo SO905iCS

2009年1月28日水曜日

卒業研究発表会はOSS

先日専門学校の卒業研究発表会に行ってきました。

研究発表の内容はオープンソースソフト(OSS)を使ってシステム開発をした発表が多かったです。

なかにはオープンソースソフトのグループウェアを学校のニーズにあわせてカスタマイズしたという発表もありました。ソースを分析するのに苦労したそうですが、ブログの部分や新着情報など満足のいくものができたそうです。素晴らしい。

ソースが開示されると言うことは人の作ったプログラムを見て勉強にもなるし、必要に応じて機能追加ができますから短期間に求められるシステムの提供が可能になります。

また開発環境を構築するのもライセンスのコストがかかりませんから、個人のパソコンにインストールして試せるし良いことずくめですね。
そして学生さんの自分たちが一生懸命に考えて開発したという前向きな姿勢も良かったです。
教育現場も変化を始めています。

#今回の写真は本文とは関係がありません(^^;)

撮影:docomo SO905iCS

斐伊川(ひいかわ)

お客さん、島根県に流れる斐伊川(ひいかわ)の撮影に成功しました~(笑)
いつものdocomo携帯ですが(汗)

え~、橋の上からの撮影になります。この写真は西の方角です。上流側です。

こちらの写真は東の方角になります。下流側です。そしてもうちょい先が宍道湖です。何と少し見えているのですが!

普段の斐伊川はここまで水位はないと思います(曖昧)

撮影:docomo SO905iCS

2009年1月27日火曜日

私の好きなレンズについて その3

今は出番がなくなったオリンパス ZUIKO 28mm F3.5。このレンズはよく使いました。たぶん私の人生の中では一番多くの思い出を切り取っています。

OM-SYSTEMですから小型軽量。特にこのレンズは超小型。Canon 28mm F1.8 USMと比較すると大きさの違いがよく分かります。

あ、右がZUIKO 28mm F3.5のレンズです。どうです、小さいでしょう。確かにレンズの明るさは違うけれど、こんなに違うと外出時にもう一本レンズが持てます。

ZUIKOレンズはフィルターをなるべく49mmにして他のサイズのフィルターを持ち歩かなくても良いように工夫していました。このレンズもそうです。

当然、オートフォーカスレンズではないので、ピントリングを回してピント調整をします。久しぶりにピントリングを回してみますとフィーリングがいいですね。最近のオートフォーカスレンズのピントリングはスカスカしていて、やはりこのレンズのような感触が一番よいです。その気にさせる感触です。

オリンパス ZUIKO 28mm F3.5のコーティングはマルチコートではなく単層コート。この時代のレンズでは当たり前の仕様ですね。

レンズ前玉に光を当てて反射する光の色を確認すると、高価なマルチコートだと緑色に反射しますが、そんな反射光はありません。

でも使ってみて、マルチコートならと思ったことはあまりなかったです。F3.5という明るさの影響なのか、それともレンズの設計が優れていたのか分かりませんが、あまり困るシーンは記憶にありません。

全般的にZUIKOレンズは「しゃっきり」撮れました。このレンズもしゃっきりレンズです。周辺光量もありましたし、当時としてはコントラストも高い方でした。今のレンズで言えばマクロレンズ風の写りです。

またレンズ全面に書いてあるのも意味があって好きだったです。

少し説明をさせてもらいますと、G.ZUIKOのGはレンズが7枚という意味です。従ってE.ZUIKOだとレンズは5枚使っています。AUTO-Wは自動絞りの意味。シャッターを切った時に設定してある絞りまで自動に絞りますということです。この当時は他のメーカーでは自動絞りでないレンズもありました。無駄にメーカー名をいくつも書いてないのもいい(笑)

ピントリングなどに書いてある距離文字。この印字は字にあわせて溝を彫り墨入れです。これは手間がかかると思います。今のレンズは印刷の技術が高くなったのか、そのまま印刷してあるだけ。昔のレンズを知っていると寂しいですね。

オリンパス ZUIKO 28mm F3.5 は私の一番好きなレンズでしたが、今は思いでのレンズとしてすっかり留守番です。そのため三番目に好きなレンズとして紹介させていただきました。

レンズ構成6群7枚/最接近撮影距離0.3m/重量170g/全長33mm/最大径59mm

撮影:Canon EOS 10D EF100mm F2.8マクロ

今朝の夕焼け空?

今朝は車を会社に置いたままでしたのでJRで通勤です。
家から最寄りの駅まで行き列車を待つことに。

白ネギが雪で寒そう。
積雪はあまりないのですが気温が低かったです。
この時間はまだ凍っていて道もカチカチでした。

これは西の空ではなく東の空です。
時間は午前7時半前。夕方みたいな空でした。

学生達と一緒に待つホーム。
あ、列車が来ました。定刻通りです。

撮影:docomo SO905iCS

2009年1月26日月曜日

私のデビューは!(その2)

私のデビュー作は「フォークランド上陸作戦」というシミュレーションゲームソフトでした。その時の経緯を少し書いてみたいと思います。

当時のパソコンは電源を入れるとBASICが起動して画面に「OK?」というメッセージが表示されます。あとは何かプログラムしてね。という状態です。普通この状態だと使えません。当然マウスもありません。いま考えれば大変なモノでした。パソコンの値段も本体のみで168,000円ぐらい。安くないし、目的意志がないとただの箱です。なのに皆さん買われていた感じがします。

#私の周りだけか(汗)

PC-8001やMZ-80Bが売られていた頃は私は学生でした。少しパソコンには興味がありましたが、値段が高いので余り欲しいと思っていませんでした。まあシャープのポケットコンピュータぐらいは持っていましたが欲の外でしたね。

この頃の私はホームラン王の某お店で店員のアルバイトをしていましたが、ある時暇をしている友人が「けち猫、パソコンを時間で貸している店ができたそうだよ。何でも全国で初だそうだ。今度行ってみよう」と話があったので行くことにしました。

そして私のアルバイトが休みの日に彼と一緒に行ってみました。

場所は蒲田駅東口から歩いてすぐのところです。彼は下調べをしていたらしくて道に迷うことなく行くことができました。上の階はマンションになっている建物で、その3階に目的の店がありました。私たちはエレベータに乗って3階へ。

エレベータを降りるとすぐお店の入り口でしたが、マンションそのもののドアーに「スペース・ラム」と書かれたプレートが貼ってあるだけで、お店らしくない雰囲気に私たちは気後れをしてしまいました。でもせっかく来たし、彼と二人なので心を引き締めてインターフォンを押してみることにしました。

次へ
<前へ>

撮影:Canon EOS 10D EF100mmF2.8マクロ

隠岐行きフェリー(境港発)

本日の写真です。思っていたほど雪は降らなかったですね。日中は路面の雪は解けていました。

境港で隠岐行きフェリーを撮影しましたので雪の量とあわせてご覧ください。隠岐汽船のフェリーしらしまです。

180度向きを変えると公園があります。ここは雪が残っていますがそんなに積っていません。

隠岐へ出航です。境水道を抜けるまではゆっくり進みます。フェリーに絵が描いてありますが、あれはゲゲゲの鬼太郎です。一反木綿に乗っています。鬼太郎の頭には目玉親父。このフェリーを「鬼太郎フェリーしらしま」とも呼んでいます。後でねずみ男も書き足されました。

行ってらっしゃい~。午後2時25分に出航して隠岐の西郷には午後6時30分に到着予定です。

去年の秋は初めてフェリーで隠岐に行きました。道中の景色の変化が楽しかったです。私はすっかりフェリーの旅は好きになりました。あ、急ぐ方は高速船レインボーがあります。高速船だと一時間強で西郷です。

撮影:Canon EOS10D EF300mm F2.8L USM,TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2009年1月25日日曜日

岐阜県テクノプラザとワボットハウス

前の話になりますが、2006年度人材育成を受講している頃、別件でしたが岐阜県にあるテクノプラザへ視察をする機会がありました。

テクノプラザは、VR技術やロボット技術など科学技術に関する各研究開発機能が集積する研究開発拠点として、また「IT」と「ものづくり」の融合による産業の高度化・情報化・及び新産業の創出を目指している施設だそうです。

松江からはJRやくもに乗って岡山で新幹線に乗り換え、名古屋経由でJR高山本線の蘇原駅で下車しました。割と移動に時間がかかりました。

テクノプラザに着いてみると規模の大きさにビックリします。先ず中心になる建物ですが、有名な建築家リチャード・ロジャース氏が設計した建物で、外見もそうですが中に入ってみてもビックリです。目の前には経験のない異空間が広がります。島根でいうとソフトビジネスパークにくにびきメッセの大きな建物が建っているような感じでしょうか。








テクノプラザと同じ敷地内にあるワボットハウスにも寄りました。中は撮影が禁止されていましたので写真を掲載することはできませんでしたが、研究中の話を聞かせていただきました。

この時は説明していただいた方と、後に広島のセミナーで再会することになるとは思いもしませんでした。

写真の建物は右がロボットの居る建物。左はロボットの居ない建物だそうです。写真には写っていませんが、この右側に生活空間にどのようにRT(RobotTechnology)を生かすか、研究している建物があります。部屋はリビングルームの作りをしていました。凄いですね。


次の写真はアネックス・テクノ2になります。

ここでは二足歩行ロボットを発見。またインキュベートルームが40室あり、創業後5年以内の企業または個人の方が入居されているそうです。

移動は大変したが刺激のある視察でした。

撮影:LUMIX DMC-FX01

2009年1月24日土曜日

OM-2の裏蓋を開けると

デジタル一眼レフとフィルム一眼レフを比べてみると、一番大きな違いとしてはフィルムの有無でしょうね。当たり前か(笑)

フィルムを装填するためにカメラの裏蓋を開けると、一番左側にパトローネ室、そして中央には手を触れてはいけないシャッター幕。そのシャッター幕の右側には爪の付いたスプロケットがあり、そのまた右側にはフィルムを巻き取るためのスプールがあります。そしてシャッター幕の上下にはシルバー色のフィルムガイドがあります。

35mmカメラのフィルムはパトローネと呼ばれる金属製の小さな管に入ってますので、これをパトローネ室にポンと入れます。

そしてパトローネから少し出ているフィルムを引っ張り出しながらスプールの溝にフィルムの先端を差し込みます。この時、フィルムの穴がスプロケットの爪にかかっているか確認をします。

あとはスプロケットの爪の部分を軽く押さえた状態でフィルム巻き上げレバーでフィルムを巻き上げます。この時フイルムがピンと張っていれば問題ありませんので裏蓋を閉めます。

そのあとフィルムを巻き上げて空シャッターを切ります。巻き上げと同時に巻き戻しレバーが一緒に回るとフイルムの装填は完了です。

このフィルム装填はとても神経を使います。神様への儀式にも似た心境にもなります。とても厳かで大切な作業。気が引き締まると同時に撮影に対する気持ちに火がつきます。

そうですね、レコード針を下ろすそんな瞬間と似ています。デジタルカメラではこの感じは無くなりました。軽くなってしまったような。

さて、ここ暫くOM-2の関心するところをピックアップしていますが、今回は「おーっ」は次の通り。

  • スプロケットが1回転で1コマ。
  • フィルムガイドが左右に長い。

小型軽量を意識したカメラはスプロケットの直径を半分にして2回転で1コマ分のフィルムを送りますが、OM-2(OM-1)はそれはしないで1回転でフィルム1コマを送れる直径です。これによりオプションのモータドライブでの高速なフィルム巻き上げができたそうです。

また、シルバー色のフィルムガイドを短くするとカメラも小さくできるのですが、これも一クラス上のカメラと同じぐらいの長さにしてあるそうです。フィルムガイドを短くしてしまうとフィルムの平面性が悪くなってピント面が曖昧になるそうです。

またまた技術者のこだわりを感じさせます。
う~ん、まさに世界制覇ができるニッポンのもの作りです。

撮影:Canon EOS10D EF100mmF2.8マクロ

< OM-2のフォーカシングスクリーン OM-2の裏蓋を開けると OM-2のファインダー>

おもいでの写真

エッセイかな?の「ねこねここねこ」にでてきた子猫の写真です。

可愛いでしょう。

親とツーショットです。
どちらかというと場所を譲りたくない状態です。

親が居るので安心して寝ています。
ちなみに「ねこねここねこ」に書かれていた猫は親猫の話になります。

撮影:CAMEDIA C-2000ZOOM

2009年1月23日金曜日

私の好きなレンズについて その2

私の一番好きなレンズはEF85mm F1.2L USMでしたが、次に好きなレンズは28mmクラスなのです。実際使ってみると私のモノを見るときの画角と非常に近いのです。

そんな訳でEF28mmF1.8USMが二番目に好きなレンズになります。F1.8と明るいレンズで暗いところでも撮影できます。

しかし、このレンズ。フィルムカメラの時は一番使っていたレンズでしたが、Canon EOS 10Dになってから出番が減りました。

主な原因はピントが後ろにずれる。また、広角レンズなのにCanon EOS 10Dで使うと受光素子のサイズから1.6倍にトリミング。そのため準標準レンズの画角になってしまいます。

明るいレンズなので絞り開放で使えばボケはありますが、やはり広角レンズですので水平方向に構えないときなど歪みが発生します。なら標準レンズを中望遠として使う方がまだ良い結果に。

この2点の問題ですっかり出番がなくなりました。

ピントのズレだけでもどうにかなればとも思うのですが、Canon EOS 10Dのファインダーで28mmレンズのピントあわせは至難の業です。しかも少し暗いとなおさら。

キャノンサービスセンターにカメラ本体と一緒に持って行くと調整してもらえる話もありましたが、他のボディの時に問題が発生すると聞いたのでそのままです。

新しいCanon EOS 50DやEOS 5D Mark IIなどはレンズ毎にピント位置を調整できるAF微調整機能を持っているそうで良いですね。これだけでもカメラ本体を買い替える価値はありそうです。でももう少し我慢(笑)

しかし思いでのレンズにするのにはまだ早すぎます。
これを機会に少しずつでも持ち歩いてみますか。

撮影:Canon EOS 10D EF100mmF2.8マクロ

ユーザーズフォト(更新日 : 2009/1/21)

なんと「JUSTBLOGのひろば」のユーザーズフォトに紹介されているではありませんか!

写真は「あの頑固者」です。
いや、訂正「きっと頑固者」です。

お忙しい中、ブログ「けち猫のレンズが好き」を読んでいただいてありがとうございます。嬉しくなります。

それでは答えはブログで!(笑)

2009年1月22日木曜日

ねこねここねこ ~思い出の場所~

まあるい目と大きな耳。
じゃれると出てくる鋭い爪。

冬は暖かいところ、夏は涼しいところ。
お腹がすいたときだけ甘えて、
あとはそんなことありましたかとふらふら。

そんなねこも年をとる。
小さな頭に思い出をいっぱい詰め込んで、
遠くを見る目は、もう見えない。

生まれた時は母のおっぱい。
たくさん飲んで飽きるほど寝て、
一人で歩けるようになって、
いっぱい遊んで、いつの間にか
獲物をくわえて帰ってくる。
それは誇らしげ。

でもねこだから、
私よりも先に老いていく。
いつもの場所で目を閉じて思い出に夢を見ている。
気がつけば、それは私の楽しい思い出。


撮影:CAMEDIA C-2000ZOOM

私のデビューは!

私のデビューはポニーキャニオンです。

え、歌手?と間違われそうですが、それは昔、ポニーキャニオンがパソコンのゲームソフトに参入していた時期があり、ポニカ(PONICA)というブランドでゲームソフトを販売していました。

私の作ったゲームソフトはそのポニカブランドで世の中にリリースされました。

ゲームタイトルは「フォークランド上陸作戦」。

対応機種はPC-8001、MZ-80B、FM-7などでした。値段は3,500円で解説書付きです。

これは学生のアルバイトがきっかけで開発することになりました。

当時はゲームソフトハウスがいくつか立ち上がり、競争を始める前夜みたいな感じでした。

そうそう、フォークランド上陸作戦を開発する頃のハドソンソフトさんは「かとり線香は死の香り」なんていうソフトを販売をしていましたね。実にイメージの強いタイトル名でした(笑)

ところで「フォークランド上陸作戦」の解説書付きと言うのはプログラムソースを公開しましたので勉強もできますよ。という意味です。ポニカはゲームソフトについて後発でしたから、何かしら特徴が出せないかと考えたのかも知れません。

#ご購入いただいた方、ありがとうございました(感謝)

<次へ>

撮影:CAMEDIA C-2000ZOOM

ATOK 2009

今度はATOK 2009のバージョンアップのお知らせが届きました!
ATOK 2009も一太郎と同じ2月6日に登場です。どっちを買っていいのか迷ってしまいそう。

あ、でもそれはありませんね(^^;)

一太郎を買えばATOKも付いてくるのですから。でも辞書とのセット販売をどうするかがありました。

う~ん、これはかなり悩みますね。だって辞書セットは使い勝手がとても良いですからね。

この辞書とのセット販売はかなりお買い得感があります。私は1のプレミアムかな。2の広辞苑も捨てがたい。頑張って大ヒット御礼パック。

う~ん、悩みます。悩んでいる間に1月21日から1月22日に日が変わりました。これぐらい悩みます(笑)

これはwww.atok.comへ行ってもっと悩むしかない。だって日本語入力は私にとって重要なソフトですから。考えを抜いては駄目です。これは真剣勝負です!(意味不明)

撮影:docomo SO905iCS

2009年1月21日水曜日

海の力

米子市の海岸で撮影しました。
ボーッと海を見ていると何処かへ帰るというか、心が落ち着きます。

静かです。風車も回っていません。鳥たちも静止。

波白く砂が綺麗でしょう。なぜか遠い目になります。

少し時間が経つと波が立ち始めました。
実はこのあと波が足もとへ。靴もズボンも濡れました。

波が硝子細工のようです。

まったりとしたいところではありますが、靴とズボンがビショビショで寒くなってきました。
心が落ち着いている場合ではありません。「はっはっくしょん!」
え?タイトルの海の力ってこれ?(笑)

撮影:Canon EOS10D EF300mm F2.8L USM,TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4