2009年1月6日火曜日

初ロボット


これは私が初めて作ったロボットです。
時期は2007年の3月ぐらいですね。
県が実施する人材育成の一環で講習会があり、若年者を連れて参加させてもらいました。

写真には写っていませんが、車輪があり障害物を回避しながら走るロボットになります。
センサーは外してあります。モーターは懐かしいマブチモーターです。
基盤は一部オリジナルで半田付けから行いました。

CPUはH8でパソコン上でプログラミングをしてシリアル転送します。
最初動いた時は感動しました。だって形あるものがモータを動かしてセンサーで障害物をキャッチして避けるのですよ。しかも自分の考えたアルゴリズムで。

こんなリアリティな経験はなかったです。
当然、心に火がつきましたね。こんな楽しいモノはないと(笑)
心が燃えると半田付けも楽しい。

それじゃ自分の仕事と関連をつけることができないかとなる訳ですが、
当時は特に二足歩行ロボットが脚光を浴びていましたし、
IT関連企業からするとちょっとジャンル違いのところがありました。

実際、RT(RobotTechnology)に関するセミナーなどを受けに行くとIT企業の参加は皆無で、
もの作り系の企業の集まりになります。会場では浮いた存在でした。

私はロボット産業はもの作り系の企業とIT系の企業がうまくコラボレーションすることで、
成長していく市場だと考えます。う~ん、何とか架け橋の役割を果たしたい。

撮影:Canon EOS10D EF100mmF2.8マクロ

2 件のコメント:

  1. 食いしん坊2009年1月8日 10:10

    そうですね。
    ものづくり企業が興味をもってくれないことには、実ニーズに対する「ブツ」が仕上がらない。
    ものづくり企業のみだと、制御系がまったく追いつかない。
    両方の要素が出会わないと、実ニーズに応えるトータルデザインが描けない。
    という三段?オチ(汗 のスパイラルを感じます。
    そして何より、「実ニーズはドコ!?」
    という所に、行き着いていないケースが多いワケで・・・(大汗
    現在、そうした実ニーズ吸収の場を模索中です。

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  2. 私もそう思います。実ニーズをキャッチしたトータルデザインを描かないと大変なことになりそうです。
    みなさん、そこで止まっている感じがします。
    う~ん、製品づくりですね。利用者から遠い部分をぐっと近くさせるような、そんな情報提供(交流)ができればと思います。

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