2009年2月9日月曜日

組込みソフトウェア産業

携帯電話や情報家電・自動車などの電子回路にも小さなコンピュータが入っています。その小さなコンピュータを動かすためにはソフトウェア開発が必要であり、その産業を組込みソフトウェア産業と言っています。またロボットなどのソフトウェア開発もこの組込みソフトウェア産業に含まれます。

一般的に組込みソフトウェア開発はパソコンやサーバのソフトウェア開発と異なる産業として考えられています。実際に携わっている企業も分かれています。前者を組込み系、後者をエンタープライズ系と言って分けています。

なぜ分かれるのか。それは組込みは小さなコンピュータでメモリなどのリソースに限りがある点と、リアルタイム性を求められる点があり、開発されるハードウェアを十分に理解した上でソフトウェア開発を行う必要があるからです。

またハードウェア開発とほぼ同時にソフトウェア開発も始まるので、ハードウェアを作る工場や研究所が近くにないとソフトウェア開発を行うことが難しいのです。

2006年ぐらいまでは組込み系の技術者が足らないと言われていましたが、2007年ぐらいには足りているとされ、2008年の後半からは景況感が厳しくなってきており、2009年はどうなるかが不透明です。

ただ、私はそれは既存の市場で考える話であり、新たな市場の開拓と開発されるハードウェアの標準プラットフォーム化により産業規模は大きくなると考えます。

例えば介護を支援するロボット、多機能な掃除ロボット、ホームサーバを中心とした各種デバイス機器のコントロールなど、RT(Robot Technology)で作られた機器が安価でできれば、新しい市場として確立すると思えます。

今までは技術開発が必要でしたのでシーズ中心でみなさん展開していました。そのため一品モノの手作りハードウェアとソフトウェアでコストが高く市場投入には難しかったと思います。どこからコストが抑えられるか、またニーズをどう掴むのか、そして価値を創造するのか、ルンバやセグウェイなどの成功例を考えながらニッポンのモノ作りを考えてみる必要性があります。

撮影:CAMEDIA C-2000ZOOM

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