2009年3月1日日曜日

実はEOS10Dの調子が良くない!

私の使っているデジタル一眼レフカメラCanon EOS10Dの調子が良くない。シャッターを切るとErr 99が発生する。いよいよシャッターの寿命か、それとも電子回路に不具合が発生しているのだろうか。どちらにしても修理に出すか、新しいカメラを買うか、残念ながら検討を始めなくてはいけない感じだ。

シャッターの寿命だとシャッターの交換。ネットで見ると17,000円ぐらい。電子回路の方だと検討がつかない。

最近のデジタル一眼レフの多くは10万回保証を詠っているが、6年ほど前に買ったEOS10Dはシャッターの寿命について明記していない。ネットからの情報だと3万回ぐらい。そうであればシャッターの寿命と言われても疑う余地はない。

昔はスナップと風景の撮影が多かったが、このところEF300mmF2.8にエクステンダーを付けて600mmF5.6にして野鳥を撮ることが多い。そのためカメラに求める機能が前と 違ってきている。

私はスナップや風景には連写は求めない。そして超広角レンズがありがたく思う。できればフルサイズのセンサーで撮影ができると、同時にレンズ味が表現できて楽しい。だからCanonで言うとEOS5D系などが欲しくなる。フルサイズだとファインダーも大きく見えるし、ピントはマニュアルでゆっくり合わせる楽しみも生まれそう。

しかし、野鳥だと「もっと望遠を」と思う。そして飛んでいる野鳥を見ると少しでも多くの連写ができればと思ってしまう。そう、カメラに求める機能が違っているのだ。そう考えると別にフルサイズのセンサーでなくても良くなってくる。逆にフルサイズでない方が1.6倍の焦点距離になるので、一層超望遠レンズになって都合が良い。また部品が小さくなる影響からか連写も速い。

一番大きな点はフルサイズのセンサーでなければ、そうAPS?Cサイズでよければ、フルサイズカメラの半値以下で買えてしまう。それでもまだ安くはないが無理をしたい気持ちになる。

たぶんEOS10Dと比較するとオートフォーカスも期待できるだろうし、画素数も630万画素から1000万画素以上だ。トリミングを含めて絵作りが考えられる。階調も広いに違いない。連写などは比較にならないほど速いに違いない。

私の気持ちが修理よりは買う方向へ向かってきた。
そこで本意?ではないが、新しいカメラを購入することにした(やはり)

新しく買ったのはCanon EOS50D。1510万画素CMOSセンサーになる。いくつかレンズを持っているので、簡単には他のメーカーには移れない。また、EOS50DだとメモリもバッテリーもEOS10Dのが流用できるのも嬉しい。

そして実際に少し使ってみたが、EOS10Dと比較できないほど、カメラの完成度を高く感じることができる。「ふぅ~」とため息さえでる。

外観では液晶が1.8インチから3インチへ。しかも液晶は92万ドット表示。この液晶は綺麗だ。ISO(感度)も常時表示されているのも嬉しい。

シャッターを押すとダンパーの効いたショックを安いと感じるか、良いカメラと感じるかは人それぞれだろうけれど、ファインダーが暗くなっている時間(ファインダー消失時間)は短いので、私は良いカメラだと感じる。

連写モードでシャッターを押し続けていると、被写体が流れるようにメモリに収まっていく。さすが秒6.3コマだ。今となってはCFメモリの外寸は大きいが、UDMA対応なので高速に画像が保存される。そして速いアクセススピードのCFメモリだと連写枚数も増える。やっとCFメモリを使っている良さを感じることができる。

またコンパクトデジカメと同じように液晶表示を見ながらの撮影も可能だ。ライブビューと言っているが、使ってみると好きな場所にピントがぴったり合う。ピントが合うまでの時間はかかるが、マクロ撮影ならライブビューがメインの撮影になりそう。

EOS50DはAFマイクロアジャストメント機能がある。これはオートフォーカスがずれるレンズにはレンズ毎に調整をすることができる機能だ。EOS50DでもEF28mmF1.8は後ピンになるので調整をしてみたいところ。

まだ他にも機能がある。ビックリするほど機能がいっぱいだ。
使い切るのがとても楽しみなカメラであることには間違いがない。

#写真はEOS50Dを使ってEOS10Dを撮影しました。

撮影:Canon EOS 50D EF100mm F2.8マクロ,EF28mmF1.8USM

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