2009年6月30日火曜日

手乗りハクセキレイ?

可愛い仕草のハクセキレイの幼鳥を見ていると、昔飼っていた手乗りセキセイインコを思い出します。野鳥なのに距離感が無いというか、人に馴れているというか、やたらとハクセキレイから近づいてきます。

ハクセキレイは親鳥もそうですが、幼鳥もあまり人を警戒しません。何だか野鳥らしくないのです。そうそう、親鳥は巣に近づくものならば威嚇してきますし、幼鳥は飼い鳥のようなあどけなさで近づいてきます。この写真もハクセキレイ幼鳥から「ぴょん」と飛んで来ました。

嘴をかきます。

羽の手入れ。

次は地下鉄の排気口からの風でヒラヒラとスカートがめくれるマリリンモンロー?こんな仕草を私の目の前でドンドン披露してくれました。まるで手乗りハクセキレイを飼っている錯覚をします。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

ゴイサギ親子とカワウ、そしてアオサギ

半月前に飛んでいるゴイサギ親子を撮影しました。今度は日野川で遡上の魚を狙っているゴイサギ親子です。


アオサギがいるのでゴイサギの大きさがよく分かりますね。飛行中のゴイサギは大きく見えたのですが、比較するとサギの仲間では小さい方です。ちなみに左手前がゴイサギの幼鳥、その上にいるのがゴイサギの親鳥です。きっとゴイサギの親鳥がこの場所へ連れてきたのでしょう。

左下にカワウがポコッと浮いてきました。今日はカワウもいたのですね。お得意の潜水で魚を捕っていたのでしょう。三者三様というか、三羽三様ですね。それにしてもゴイサギの親鳥はペンギン風に撮れました。

そのうちカワウが羽を乾かし始めました。そろそろ他の所へ移動をするみたいです。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年6月29日月曜日

松にアゲハチョウ

夕方、松の木にアゲハチョウが休んでいました。

このアゲハチョウは群れで休んでいました。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM

2009年6月28日日曜日

ハクセキレイは生きていた!

中州でコチドリを探しているとハクセキレイを発見しました。

ハクセキレイの親鳥です。私に向かって歩いてきます。どうやら私に威嚇をしたいみたい。

私の目の前を左右に走ります。このハクセキレイの親は元気で良かった。ちなみにスズメは両足をそろえてピョンピョン跳ねます。ハクセキレイは左右の足を交互に出して歩きます(走ります)。同じ野鳥でも歩き方が違うのです。不思議ですね。

ハクセキレイの親の近くにハクセキレイの幼鳥がいました。食べるものを探している感じです。

岩の上にもハクセキレイの幼鳥がいました。日野川はハクセキレイが増えそうですね。みんな元気で良かったです。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

コチドリは生きているか?

日野川の中州でコチドリを探しました。先週は中州に入った途端にコチドリが「ピオピオ」と私の周りを飛びました。そして擬傷をして見せたのですが、今日はコチドリが飛んできません。中州は崩れていないので大丈夫だと思ったのですが、巣が大雨に流されたのでしょうか。

前に来たときはコチドリの擬傷に騙された振りをして中州から離れたのですが、今回はコチドリが現れないのでジックリと中州を歩いてみました。

少し先に動くモノがありました。よく見るとコチドリです。生きていました。良かった。あとボケていて分かりませんが写真左上にはハクセキレイです。

アップです。やはりコチドリです。でも、先週撮影したコチドリとは何だか違います。あ、このコチドリは幼鳥です。ここまで大きくなったのですね。だから親鳥が擬傷して巣から遠ざける必要がなくなったのですね。

この後、親鳥も探してみましたが、見つけることができませんでした。どこかへ行ってしまったのか、きっと遠くから幼鳥を見守っているのでしょう。この時、コチドリの幼鳥は2羽見つけることができました。う~ん、生きるって素晴らしいです。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

日野川の水

先週はすっかり涸れていた日野川。その後、連日大雨が降って日野川はどうなったでしょう。水はあるのか?コチドリのいた中州は存在しているのか?とても気になったので本日行きました。

私が来たことでサギは逃げてしまいましたが、水は流れています。でも水位は低いです。

コチドリのいた中州もありました。写真中央左側です。

水位が低かったので、ジャブジャブと中州に行ってみました。改めて見ると中州は高いです。これなら川が氾濫するぐらいにならない限り残りますね。安心です。

中州の低いところは同じ方向に草木が倒れていました。ここは大雨の時に水が流れたのでしょう。この辺りには野鳥の巣は無かったと思います。さて、コチドリやセキレイはどうなったでしょう。

次は「コチドリは生きているか?」です!

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2009年6月26日金曜日

ユーザーズフォト(更新日 : 2009/6/24)

iPhone OS 3.0 でギャートルズを撮る!」がJUSTBLOGのひろばのユーザーズフォトに紹介されました。どうもです!

ただ、紹介された写真はタイトルになった松江テルサのギャートルズではなく、オマケで撮影した松江テルサ内のからくり時計「タイムマシーン」の方でした(汗)

確かにこのからくり時計は見ていて飽きません。きっと松江テルサでは一番の人気者だと思います。


でもギャートルズも‥。と思いつつ、からくり時計のメンテナンス中の写真がありましたのでご紹介させていただきます!

からくり時計に入っている人形が外されてメンテナンスされています。これは私の貴重な一枚です(笑)

撮影:docomo SO905iCS

2009年6月25日木曜日

ハクセキレイ幼鳥の口元

今回も大雨の前日、日野川で撮影した写真を紹介します。この時は気温が30度を超えた暑い日でした。

川岸に立つと涸れていた日野川が生命を拒むように目の前に飛び込んできました。しかし、そこには一羽の小さな野鳥が歩いていました。ハクセキレイの幼鳥です。

ハクセキレイは少し残っている水の近くで立ち止まりました。口元には、まだ黄色い雛の証が残っています。

少し成鳥と間違えそうですが、まだまだ幼いハクセキレイです。

この後、ハクセキレイは、もう一羽のハクセキレイと仲良く楽しそうに飛び回っていました。きっと飛べることが楽しくて仕方がないのでしょう。一緒に飛んでいるのは兄弟か姉妹と思います。

今年の6月は雨が少なく川も涸れるぐらい。と思ったら今度は土砂降りの雨。極端に変わる気候に、このハクセキレイはこれからも生き抜いていくのです。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年6月24日水曜日

イカルチドリの幼鳥

大雨前の日野川の中州で目撃しました。イカルチドリ(チドリ科)です。

離れた場所に居ましたので、撮影時はコチドリと思っていました。家に帰ってパソコンの画面で確認をするとコチドリと雰囲気が違います。

拡大してみると目のまわりに金色の輪がありません。コチドリではない!これはイカルチドリです。日野川にイカルチドリも居たのですね。どうやらイカルチドリの幼鳥みたいです。撮影時に分かっていたらもっと撮影をしていたのですが、写真はこの2枚しかありません。それにしてもコチドリによく似ていますよね。大きさはコチドリよりも少しだけ大きい感じでした。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

君は熱気泡を読めるか?

トビはピーヒョロロと鳴きながら羽を広げたまま空を飛んでいます。それに比べカラスは羽ばたいて飛びます。さて、この違いは何でしょうか?


太陽が出ると太陽熱で地表が熱せられます。地表に近い空気が暖められて上空へと上がります。これが熱気泡です。

トビはこの熱気泡を羽を広げてキャッチして熱気泡と一緒に空へと上がっていくのです。大変エコな野鳥です。

熱気泡をキャッチして上がっていく為には、熱気泡の周りを回るようにして飛びます。決してエレベータみたいに垂直に上がって行く訳ではありません。

ある程度まで上がると次の熱気泡へ乗り換えます。この時少し羽を動かしているかも知れません。また、次の熱気泡へ移るまでに高度が下がりますが、熱気泡をキャッチするとすぐに円を描きながら上へと上がっていきます。

見ていて優雅なトビの飛行は熱気泡をうまく活用した飛び方なのです。これに嫉妬してカラスがトビにちょっかいをするかも知れませんね(笑)

あなたの側に熱気泡はありますか?
ちょっかいをするカラスは?

なんちゃって。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM(写真は電線に留まっているトビを撮りました)

2009年6月23日火曜日

コチドリのハート型の目

日曜日の夜半から雷が鳴りまくりの大雨でした。大雨は月曜日の夜まで続きました。この大雨の中、あの擬傷をしたコチドリはどうしているでしょう。

雨の降る前に渇水している日野川に行きました。中州に入るとコチドリが「ピオピオ」と鳴きながら飛び出てきて、巣を守るために私の目の前で擬傷を見せてくれました。

目の前で「ピオピオ」と鳴いて、私の注意を引きます。コチドリの大きさはスズメより少し大きい程度です。小さな鳥です。

そしてパタパタと傷ついた真似をしてくれました。今回の擬傷は目の前でしてくれたのでしっかりと写真に撮ることができました。ところで、みなさん!コチドリの目を見てください。ハート型になってます。擬傷ではなくて私に惚れて倒れた?本当は光の反射でハート型に見えます(笑)

こんな可愛いヒヨドリですが、巣の作り方は土の上にそのまま卵を産みます。雨が降ると羽を広げて濡れないように守ります。このヒヨドリもあの大雨の中、丸1日一生懸命に卵か雛を守っているかと思うと切なくなります。中州は柔らかい砂でしたので流れているかも知れません。

大雨のその後の中州

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年6月22日月曜日

日野川下流は渇水

このところ雨があまり降りませんから日野川の下流が凄いことになっています。私の野鳥の撮影ポイントはすっかり渇水しています。

この写真は6月20日に撮影しました。先週まではまだ少し水が流れて、そこにはサギが集まっていました。今は水が流れていません。中央の山は大山です。

すっかり乾いて土手みたいになったところを歩いて川の中央まで来ました。これがだと思うと、とても寂しさを感じます。

川上の方です。赤い橋は国道9号線です。水が流れていたところは窪んだ未舗装の道路みたいになっています。

川下方向です。少しだけ水が残っていますが、水たまり程度ですね。まとまった雨が降らないでしょうか。これでは魚たちが遡上できません。野鳥たちも魚や虫や甲殻類など食べるものが無くなって困りそうです。この日の橋の気温計は31度と表示していました。私も歩いているだけでフラフラしてきました。曇りですが日射病になりそうです。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2009年6月21日日曜日

コチドリの擬傷

日野川の水位が下がっているので普段は行けない中州を歩いてみました。

するとコチドリが「ピオピオ」と鳴きながら目の前を飛び交います。きっとコチドリの巣が近くにあると思います。巣を踏まないように注意して歩くことにします。

コチドリは離れたところに着地しました。

パッと飛んで移動して、今度はこちらにお尻を向けて「ぷるぷる」しています。これがあの擬傷ですね。巣から遠ざけるために怪我をしたふりをする。健気な体を張った芝居です。私、初めて見ました。でも、この姿はお尻ペンペンに見えますねぇ。

でも正直なところ人の目には遠すぎます。その芝居は望遠レンズでも気がつきにくい。コチドリも子育て大変です。私はこの擬傷を受けて、このコチドリの方へ歩きました。その方がこのコチドリも安心するでしょう。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年6月20日土曜日

ハクセキレイの親子

セグロセキレイと思って撮影をしていましたら、どうやらハクセキレイです。家に帰ってパソコンのディスプレイで見るまではセグロセキレイと思っていました。二羽います。親子でしょうか。どちらも目の周辺にハクセキレイの特徴があります。

右後で親鳥が心配そうに見守っています。ゴイサギも親子で飛んでいましたが、親鳥は子が飛べるようになっても、まだ世話をするのですね。

このハクセキレイの幼鳥は十分に食事をした感じがあります。見ている私も安心感というか気持ちがよくなります。きっと親鳥の自慢の子なんでしょう。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

セグロセキレイの親鳥

日野川でセグロセキレイの幼鳥を撮影しましたが、撮影した写真をよく見ると親鳥も写っていました。ここは川底です。雨が降らないので水位が下がって河原です。

パッと見るとハクセキレイか、セグロセキレイか判断に迷います。でも目の周辺で識別できます。目の周辺が白く、くちばしから目、後頭部へと黒い線が入っていていのがハクセキレイです。頭全体が黒く目の上に眉のような白い線が入っているのがセグロセキレイです。

セグロセキレイ親鳥も水浴びを始めました。とても気持ち良さそうです。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

iPhone OS 3.0 でギャートルズを撮る!

6月18日午前2時過ぎ(日本時間)にアップル社からiPhone OS 3.0が予定通りにリリースされました。

私もさっそくパソコンにiPhoneをUSB接続して、iTunesでiPhone OS 3.0へ無料バージョンアップしました。この時午前2時過ぎでしたが、バージョンアップ完了したのは午前3時過ぎでした。そのため評価は翌日へ。

バージョンアップすると「ボイスメモ」というアイコンが一つ増えました。そのため溢れたアイコンが次画面以降へ。ちょっと閉口しながらアイコンを並べ替えます。まあ、これもバージョンアップの楽しみでしょうか。

少し使ってみるとコピー&ペーストもできるようになり、使い勝手が増したようです。やはり洗練されたユーザーインターフェースですね。残念ながら全体的なレスポンスは以前とあまり変わらないと思います。今度発売される新しいiPhone 3G Sが羨ましいかも。だってアプリケーションの起動が2倍速いそうですから。

新型のiPhoneは噂でCPUがARM11系の400MHzから600MHzへ。これだけでもスピードが1.5倍。そしてプログラムが動く主メモリも128MBから256MBへ。このハードスペックだとアプリケーションの起動が2倍速くなって当然ですね。カメラも画素数アップのオートフォーカスで綺麗に写るでしょう。そして動画も撮れる。

さて、私は今回のバージョンアップで現行のiPhoneでも写真画質が良くなるのではないかと期待していました。だって現行のiPhoneはピント固定にしてもあまりにも写りが悪い。特に日陰の部分と遠方。実はこれはどちらもソフトである程度解決できる部分なのです。

そこで前回撮影した松江テルサのギャートルズを撮影しました。画像編集はリサイズのみです。

どうですか。こんどは良い感じで撮影できました。ピント固定で200万画素ではこれぐらい写ればOKですね。少しは使える感じになりました。ただ、ピントの合っている範囲も分かりますね。後のゴンはピンぼけです。

松江テルサの中にあるからくり時計を下から撮影。こちらも良い感じです。今回のバージョンアップで画像処理のアルゴリズムが普通になりました。期待して良かったです!

撮影:iPhone3G

2009年6月19日金曜日

サギの喧嘩

日野川のこの場所は魚が遡上するので、魚を主食としているサギには格好の食事場所になっています。多くのサギが集まります。

サギを少し観察していると分かってきますが、サギも個性があって一羽一羽の性格が違います。特に気性の荒いサギは動きが派手になりますから、見ている私もビックリします。

他のコサギがやってくると気になるらしく、食べているのを止めました。どうやらこの場所を独り占めしたいみたいです。飛んできたコサギに羽を広げてちょっかいを出します。

飛んできたコサギも「何だ!」と喧嘩を買いそうになりますが、さっと身をかわして飛んで逃げます。賢い。

その後、別のコサギが飛んできました。また、さっと近寄って今度は両者の争いが始まりました。

今回はどちらも譲らない。あまり喧嘩を続けていると怪我するよ。野鳥は怪我すると命取りです。

おいおい。

片方が引きました。これで喧嘩が終わりです。喧嘩を見ている私の方もドキドキします。それにしても喧嘩している暇があれば少しでも魚を食べることができるだろうに。また一羽だけになったらカラスが飛んで来て追い出される可能性もあるだろうに。と思ってしまいます。

ここは魚も遡上でいっぱい上がってくるし、サギ同士で群れている方が安全だと言うことに気がついて欲しい。でもこんな経験を通して野鳥も賢くなるのでしょうね。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年6月18日木曜日

ゴイサギの親子

ダイサギチュウサギコサギアマサギと撮影をすると、今度はゴイサギ(サギ科)が撮りたくなってきました。でも今まで見かけたことがないし、ちょっと無理かなと思っているところへ、聞き慣れない「クワッ」という鳴き声が空から聞こえました。

初めはカモかなと思ったのですが、初めて聞く鳴き声ですから、念のためにカメラを向けてシャッターを切りました。

ファインダーで確認できる距離までになると、「あ、ゴイサギだ!」と分かりました。もうこれは連写しかありません(笑)。

本気で撮影を始めると二羽のうち一羽は進路を真横に変えました。私に危険を感じたみたいです。それでも一羽はこちらに来ますからアップで撮影することができました。

家に帰ってからパソコンの画面で確認するとやはりゴイサギです。ダイナミックに飛んでいます。偶然に撮影が成功しました。真横にコースを変えたのは幼鳥ですね。体が茶色で斑点がありましたからそう判断できます。

ゴイサギは夜行性のサギです。撮影したのは夕方の日野川。これから親子で食事でしょうか。

私の野鳥撮影は偶然の連続です。休みの日に1回、ふらっと1時間から2時間ぐらいの外出で多くの野鳥と会えています。山陰の自然に感謝です。そして地域の子供達にも野鳥との出会いの楽しみを知ってもらいたいと思うこの頃です。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X