2009年6月11日木曜日

「かぁかぁ」と「がぁがぁ」のカラス

カラスは人間の生活環境に密着していて、ゴミ収集所の生ゴミをあさったり、または公園などで人に威嚇したりと、あまり良いイメージがありません。

さて、鳥類は世界に約9,000種類いると言われ、そのうち日本国内では渡りも含めて600種類ほど確認されているそうです。そしてカラスは11種類。でも私たちが多く目にするのは「ハシブトカラス」と「ハシボソカラス」の2種類です。どちらもカラス科です。

この写真は都市中心に増えているハシブトカラス。撮影場所は鳥取県米子市にある米子水鳥公園の周辺です。群れではなく、ちょっとくつろいだ感じのこの時のカラスは今までのイメージと違う印象を与えます。

こちらの写真はハシボソカラス。ハシブトカラスと違ってくちばしが細いです。頭はすらっとしてシャープな感じです。このハシボソカラスはヒバリを撮影している時に、後から視線を感じたのでふり返ると私を見ていました。場所は鳥取県米子市彦名干拓。

カラスは自分よりも大きなトビにちょっかいをかけるぐらいですから、野鳥の中では知能は高いと思います。きっと人間の行動もよく観察して分析をしているでしょう。この時、私も観察されていたのかと思います。

あと、鳴き声はハシブトカラスは「かぁかぁ」で、ハシボソカラスは「がぁがぁ」です。あなたはどちらの鳴き声をよく聞きますか?それで都会度が分かったりして(笑)

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

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