2009年6月10日水曜日

ついに新型iPhone 3G S 発表

ついに噂の新型iPhoneが6月19日に米国で発売と発表がありました。新型のモデル名は「iPhone 3G S」。現行型はiPhone 3G。価格はAT&Tの通信サービスを使う場合、メモリー16GBモデルが199ドル。32GBモデルが299ドル。現行型8GBも99ドルで販売されるとか。安い!

新型の特徴は処理速度が最大で2倍速く、バッテリー駆動時間も長く、カメラもオートフォーカスでマクロ付きで300万画素で動画も撮れる。また電子コンパスもあるとか。

新型に搭載される新OSはiPhone OS 3.0。今までできなかったカット&コピーができるとか。

そして現行型にも新OSのiPhone OS 3.0が6月18日に無料でリリースされるので、OSはバージョンアップが可能。私もリリースされたらバージョンアップしてみます。

さて、日本国内ではどのような販売になるでしょうか。ソフトバンクがいつから販売を始めるのか、価格はどうなるのか、現行型を持っている人も非常に興味津々ですね。

この発売にあわせてドコモやauがiPhoneを扱い始めると消費者は選択肢が増えて良いのですが。どうでしょう。

でも、扱いを始めた段階でドコモやau、そしてソフトバンクなどのキャリアの差別化ができなくなり、急激に日本国内の携帯市場は様変わりしてしまいそう。

ドコモやauはiPhoneの黒船来襲を Windows Mobile でまったりと対応するのか、 Android や Palm Pre で徐々に外堀を埋めるのか。でも、どちらも黒船です。まったりと時間を稼いでも結論は同じ。う~む、しかしキャリアは時間を稼ぐだけ儲かるかぁ?

競争力のあるグローバルなソフト(OS)が、昔 Windows95 がやって来たように、日本国内に流れ込んで来ることは既に誰にも止められない。

今からの対応では携帯市場は諦めざるしかないかも知れません。暫く待って技術が鈍化してきた時にオープンソースで改めて展開するとか。

それまではMoblinなどを睨みつつ小型インターネット端末(MID)や車載情報機器(IVI)、ホームオートメーションに注力した方が良い感じです。あ、これまで日本メーカがしてきた独自の規格や安易的な融合では携帯の後を追いますよ。要注意です。世界の顧客を創造する観点から考えないと。また企業の買収では顧客の創造はできません。モノを作ることから企業の価値が生まれるかと。

なんて思ったりします。

撮影:Canon EOS 50D EF100mmF2.8マクロ(写真は現行型iPhone 3Gです)

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