2009年8月31日月曜日

消費型の時代にお別れしよう

お金を使ってモノを買えばいい。という大量消費型の時代は終わったと言えるのではないか。

大量消費でなくなるということは、モノを大切にして地球資源に優しいエコなことで、本来喜ばしいことになるハズ。でもそうなるとモノを作って販売していた企業はどうなるのか。仕事が減り、職を失うことにつながるのではないか。

今は国の景気対策として、エコな製品を買うとエコポイントが付く。しかも高額商品ほどエコポイントは増える。この考え方はエコとはつながらないが、消費することで景気を良くする狙いだ。エコという響きが良かったのだろうが、本来は景気対策ポイントだろう。

何れにしても私たちの払っている税金でポイントがつく。これは凌ぎの緊急対策だ。いつまでも続ける訳にはいかないので、エコポイントは期限が切られている。そのため期限が切れる前には何らかの次なる景気対策が必要だ。

元々、日本は石油資源はない。石油資源を使ってモノを作っているからには輸出は必要。それは石油の輸入ができなくなるから。だから内需拡大しても緊急対策の延長でしかない。

石油資源を使わない、また日本国内で調達できる資源でモノ作りを行うのならば内需拡大は効果がある。

そろそろ消費型産業にお別れを告げて、どこで食べていけるか、どんな職種があるのか、新たな考えを持って切り替えていく必要があるのではないだろうか。

少子化が進んでいる。これは本能から来るところではないかと私は考えている。人間と比較するべきではないかも知れないが、野生の動物は食べるものが少なくなると自ずと減少する。きっと人間の場合は明日への不安があると、潜在意識の下で防衛本能が働いてその結果ではないかと思ってしまう。

とは言え、急には生活を変えることは難しい。先ずは価値観を変えるところから始めて、それは急ではなく自然な感じで生活スタイルを変えていく。その影響で経済の成り立ちが変わってくると思える。それには世代交代が必要だから半世紀はかかるだろう。そんなスパンで物事を考えてみるのも良いかも知れない。

2009年8月29日土曜日

公共図書館内の検索システムは永遠に不要

私の周辺には県立図書館、市立図書館がある。

私は図書館へ行くのが好きで、時々図書館に行って本を借りて帰る。最近は野鳥撮影の影響で、野鳥に関する本をよく借りている。

テーマから逸れるが、近くの市立図書館にある、私の好きな野鳥の本は‥

  • 鳥のおもしろ行動学(柴田 敏隆)
  • 鳥の渡りを調べてみたら(ポール ケリンガー)
  • 白サギの詩 (田中徳太郎)
  • 鳥の巣みつけた(鈴木まもる)
  • カラス、なぜ襲う―都市に棲む野生(松田道生)
  • 水辺の鳥(日本野鳥の会)
  • 山野の鳥(日本野鳥の会)
などなど。

トビの熱気泡については「鳥の渡りを調べてみたら」で勉強させてもらった。

「水辺の野鳥」と「山野の鳥」のハンドブックについては手元に欲しくなったので買ってしまった。これは写真でなく絵で説明しているので野鳥の判別がしやすい。

私は図書館を利用している自分に楽しさを感じる。それは本棚から本を探す楽しさ。そして気になった本を手に取り、本の重さを感じながら体裁など楽しみ、斜め読みをする至福の時。きっとこれが次にも図書館へと足を運ばせる動機につながるに違いない。

そんな楽しみ方をしているので、図書館内にある本の検索システムは嬉しくない。司書の方には必要なシステムだと感じるが、図書館の利用者には永遠に不要のシステムと思ってみている。

キーワード検索で目的の本を探すならばAmazonで探せば良いし、そのまま買うのもありだろう。私はぼんやりと本を探したいから、または偶然に好きな本を見つけたいから図書館へ行くのだから。本と接する機会のない図書館は必要性を感じない。

2009年8月28日金曜日

スズキのセニアカー

先日スズキが販売しているセニアカーに乗る機会がありました。セニアカーは高齢者の方の足代わりでしょうか。私はゴーカート気分で操縦してみました。ハンドルに付いたレバーを押すと走り出します。バックもできます。右左は自転車やバイクと同じでハンドルを回した方向へ進みます。

最高スピードは時速6Kmとゆっくり走ります。でも歩くよりは速い。あとタイヤが小さいので段差があるところは気になりましたが、気軽な乗物に仕上がっていました。

#タイヤって小さいと気軽な乗物の印象を与えますねぇ。

セニアカーはモータで駆動します。充電方法はハンドルの下側の蓋を開けると電気掃除機と同じような電源ケーブルが格納されていますので、引っ張り出してコンセントにさすだけです。

これでもう少しスピードが出るとセグウェイなみに楽しめそうです。でも危険度が増すでしょうから趣旨が違いそう。安全性が確保できるのであれば三輪原付バイクと変わってセニアカーが発売されても良さそうな気がしました。

#ん、安全性確保でRTが求められるのでは?
#モータなら制御が色々とできそうです。

通勤で使う車って一人しか乗らないから、スピードがもう少し出て、雨で濡れない工夫がしてあればこんなモノで良いのかなぁ~と思いました。駐車場も小スペース。それはスズキのtwinのモータ化?

う~ん、あと10年ぐらいするとモータで走る小さな車が普及してもらいたいですね。通勤や買いものはモータで、それ以外の遠出ならあっさり公共機関などで移動する生活環境でしょうか。

排出ガス削減とかエコとか言いますが、本来は車の買い換えではなく、生活環境や生活習慣などを変えることで始まることだと思います。モノに頼っている生活では消費と排出は付きものですから。

え?そうすると産業はどうなる。雇用はどうなるとなりますが、今は産業革命の時代です。失業者を増やさないように新しい産業を作る努力に時間を費やすべきだと考えます。需要は変化するものです。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2009年8月27日木曜日

日野川のイソヒヨドリ

先日、仲の良いダイサギとコサギを撮りに日野川の関へ出かけました。歩いていると橋桁に黒い鳥がいました。遠目でしたので最初はカラスと思っていましたが、近づくにつれムクドリかヒヨドリに見えてきました。

望遠で確認をすると今までに見たことのない野鳥です。さっそくシャッターを押しました。

撮影できたのはイソヒヨドリのメスでした。何とカラスのように色が黒っぽい。オスはお腹が派手な青色でしたがメスは地味な色です。このイソヒヨドリは直ぐに他へ飛んでいきました。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年8月26日水曜日

駆逐されるシステムエンジニアたち

コンピュータが研究開発されて世の中に出回り始めると、コンピュータが分かる人材が求められた。そのため教育機関などが人材育成を始めて世の中に送り出した。

ここまでは当たり前の流れ。教育を受けた、独学した人達がその持てる技術を使って仕事をする。ごくごく当然のこと。

問題はその後のこと。

就職後の新しい技術は社内研修や仕事を通して身につける。大手ハードメーカーが地域企業の社員に対して一生懸命に教育をしてくれた。また、そのために地域企業は大手メーカーの特約店などになる。これが一種の地域における企業のステータス。そして大手ハードメーカーからハードを卸してもらい販売して儲けていくのだ。

これは大手ハードメーカーにおけるビジネスモデル。このビジネスモデルに乗って地域企業は成長をしてきた。

しかし、西暦1999年ぐらいからこのビジネスモデルが崩壊し始めたのだ。ノストラダムスの予言ではないが、コンピュータ産業は新しい転機を迎えることとなる。

発端はインターネット。個人が持っている技術情報をインターネット上に発信して技術共有を始めた。これにより、コンピュータの技術が好きな人たちは、企業の枠を外れて情報を集めたり、また情報を昇華させることが出来はじめた。しかも、コンピュータ企業に勤めていなくても、それはできる。

それから10年近く経過すると、大手メーカーからの技術情報よりはインターネット上にある個人の技術情報の方が遙かに新鮮で戦略的な情報として蓄積された。

そして気がつくと、多くの大手メーカーはハードの卸屋さんに成り下がり、地域の企業から見た大手メーカーの特約店のステータスはどこに意味があるか分からなくなった。受身の教育システムは崩壊だ。

能動的に技術情報を共有できる人達が台頭して、受動的な人達は駆逐され始める。実際にこの現象は起きているのだ。

実は「俺はシステムエンジニアだぜ」と言っている人ほど危ない。この肩書きに固守する人ほど、業種が混在するインターネット上の情報共有のありがたみに気がついていない。まあ、お客さんに対して簡単に説明するために「私はシステムエンジニアです」と言うのはありだけど。

重要なのは、コンピュータのビジネスモデルは情報を軸に考えるのであって、モノの動き(卸)ではなかったこと。人々が本当に求めているのはその製品ではなく、その製品に付随した情報(サービスや文化)を求めていたことを。

私は人間の欲の根底には物欲ではなく情を欲していると考えている。あらゆる「情」がそこにはあるが、今はそれを軸に新しいビジネスモデルを考える面白い時期でもある。

実は崩壊や駆逐などは楽しいことなのだ。次の登るべき山が見え始めている状態なのだ。好きな事でお金が稼げるかも知れないチャンスの時と考えれば何ら問題はない。

早く自分の山を見つけて登り始めよう。

2009年8月25日火曜日

月単価をイノベーションしよう!(7)

私は月単価を捨てるには、今までの見積の考え方を捨てないとダメだと考えます。

それにはウォーターフォール型からアジャイル型の開発手法へ発想を変えて、システム規模やお客さんの考え方でうまく舵を取る。そんなアプローチがこれから必要なのかと思います。

ここで言うアジャイル型とは、作りながら仕様を固めていく開発手法ですが、よく大規模の開発には向いていないと言われています。まあ、確かに言葉通りに行うと見積はできなくなりますし、スケジュールも不透明になります。発注段階で形がないとお客さんも困りますよね。

しかし、私は大規模な開発ほどアジャイル型のアプローチは有効だと思っています。だって開発する前から詳細な完成をイメージするのは難しい。そして大規模ほど開発期間がかかりますから、開発中にお客さんのニーズが変わってしまいます。それにも柔軟に対応できる事を考えると最適な開発手法だと思えるのです。

#私が書いているこの文章だって書き始めにイメージしていた
#まとめとは少し異なりそうです(汗)

重要なのは見積の段階でのプレゼン能力と開発体制。新しい発想で開発を行うのですから、ここにも工夫が必要です。取って付けたようなプレゼンでは内容は理解して貰えませんし、社内の開発体制も同じ事が言えると思います。新しい考え方で外と内と両方面を固める必要があります。

そのためには小さなシステム開発からアプローチをするのが安全です。徐々に大きなシステム開発にノウハウを生かしていく。いや育てていく。そんな感じでしょうか。

月単価をイノベーションするには、新しい開発体制に挑みましょう。先ずは社内組織の開発能力を改めるのです。できるところから手がけていく。これがポイントです。

日野川でロボット発見セリ

休日に野鳥を撮りに日野川へ行ってみると、何とそこにはロボットが仕事をしていました。

どうやら無線リモコンで除草するロボットです。人が近くでリモコン操縦していました。駆動はモータでなくエンジンです。大きなエンジン音で力強く動いていました。大きさは耕耘機ぐらいの大きさぐらいありました。

こんな斜面を滑る落ちることなく除草しているのは凄い。この技術に少し感動しましたが、目的の野鳥はこの得体の知れない大きな音を立てる機械に驚いてか、この近くには居ませんでした。少し悲しかったです。しかし、野鳥たちは除草が終われば直ぐに戻ってはきました。

後で調べてみるとクボタAMX-7大型遠隔操縦式草刈機。値段は1,300万円ほどで、模型の無線操縦で使うプロポを使って操縦するそうです。エンジンの排気量は1335ccガソリンエンジン。今回は河川堤防の維持作業として使っているみたいです。特徴は除草の難しい法面(傾斜)の除草ができるので、人海戦術で草刈をするよりは安くなるそうです。今は改良型の小型除草機が試験運用中だそうです。

維持費はどれぐらい必要なのか気になるところではありますが、IT技術を駆使するともっと凄いモノができそうな雰囲気はあります。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X,TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2009年8月24日月曜日

月単価をイノベーションしよう!(6)

お客さんからの依頼で見積を作る時、従来と違う考え方で見積を作っても受け入れてもらうには難しい面があります。やはり、従来型のヒアリング、仕様書、開発などの行程を区切って進めるウォーターフォール型が理解してもらいやすいのです。

そして受託側が新しい手法を説明しても、受け入れてもらう可能性は低いです。

しかし、インターネットを使って開発されたオープンソースソフトの多くは、好きな人が楽しく開発していますから、既にウォーターフォール型ではないです。少し作って動かしては改良や機能追加を楽しみながら開発しています。それは仕様書などを紙に書いてもインターネット上では公開しにくいし、それよりもプログラムして見てもらう方が早い。

これらが実績になり、またこの開発手法を情報発信している人も増えました。これにより受託する側が説明しなくても、お客さん側で新しい開発手法を知っている人が徐々に増えてきています。

お客さんもイノベーションしないと生き残れないそんな時代ですから、お金を出す側も勉強しているのです。

さて、手法は理解してもらえても見積となるとまだ解決しないといけない問題点があります。最初に仕様が決まってないので、スケジュールや工数が決まらないのです。お客さんはいくらお金を出したら良いのか、適正な判断ができません。

回答のひとつとして、それは月単価という見積方法を捨て去れば良いのです。

2009年8月23日日曜日

月単価をイノベーションしよう!(5)

楽しく開発して使ってもらう人に喜んで使ってもらう。これが本来あるべきの受託開発の姿だと思えます。

さて、どうすればお客さんの求める開発ができるのか。また開発する方も楽しく開発するのにはどうするか。難しいテーマかも知れません。しかし、発想をイノベーションして答えを導き出すのです。

従来型のウォーターフォール型の開発で問題となった点は何か。そう、完成直前にお客さんに見せて了解を得るところに無理があるのです。

開発側は少し作ってはお客さんに使ってもらい、問題点があれば直ぐに修正。そして問題点がなければ次の機能を追加する。機能についてはお客さんに使ってみてから思いつく機能でも対応する。

これが回り始めると、お客さんも楽しいでしょう。また作る方も徐々に凄いモノを作っている気持ちになり、モチベーションが高まって楽しさも倍増します。

これを実現するには、最初のヒアリングで全ての仕様書を作成することを放棄しないといけません。ちょっとしたヒアリングから始めて直ぐに作る。見える形にする。ここには従来言われていたシステムエンジニアはいないかも知れませんね。コミュニケーションのできるプログラマーと企画を持ったお客さん。そんな組み合わせでしょうか。

時間をかけて紙に書くほど、仕様書を作るほど、後からの修正が嫌になります。これはお客さんもそうだし、開発側もそうです。だから良いモノを作るためのブレーキは作らない。これが重要です。工数も削減できます。

それじゃ、見積が作ることができない。そうですね。従来の考え方ではそうなります。それは月単価があるからです。やっと本題に迫ってきました。

2009年8月22日土曜日

月単価をイノベーションしよう!(4)

次はIT産業の受託における開発手法を考えてみましょう。

お客さんから開発依頼があるとシステムエンジニアが出向き、開発要件をヒアリングします。そして見積を作成して金額やスケジュールをお客さんと相談します。

話がまとまれば開発となる訳ですが、今までは詳細なヒアリングを行って仕様書を作成しました。紙ベースの仕様書をお客さんに見せて確認をいただき、それからひたすらプログラミング。そうです、ソフト開発を行いました。そして完成間近になってからお客さんに操作してもらって不具合がないか最終調整をします。

この流れはある程度こなれた業務ソフトなら問題が起きないのですが、お客さんも完成イメージができないWebアプリケーションとなると、完成間近に見せられても揚げ足を取る材料にしかなりません。

これではトラブルになり、使えないシステムと成り下がります。

そう、イノベーションの時代には開発手法も見直さないといけないのです。

今までの開発手法はウォーターフォール型と言って、分析・設計・実装・テスト・運用と行程を明確に分けて行程毎に進めていきます。ある程度、完成しないとお客さんは評価することができません。また、お客さんとの完成イメージが異なった場合は最初の行程まで戻ることがあります。この場合、最初にスケジュールが決まっていますので、徹夜の突貫工事に突入しないよう、システムエンジニアは必死の説得をします。

開発案件にも寄りますが、ウォーターフォール型はとても楽しく開発して使ってもらう可能性が低そうですね。コンピュータが好きだから開発をしている人達は避けたい開発手法ではないでしょうか。

次は楽しく開発して使ってもらう人に喜んでもらう。これにはどうするかです。

2009年8月21日金曜日

月単価をイノベーションしよう!(3)

このところ政治も含め、リーダーはメンバーから意見を出させやすくして、意見をまとめながら方向を決めていく手法に切り替わっています。実際にトップダウンだと物事が動かなくなってきているのです。不思議ですね。

なぜ、このような変化が起きているかと言うと、トップダウンで動いていた時代は情報がトップに集まっていたのです。だから判断もできるし、メンバーも情報を一番持っていて決断力のあるリーダーの言うことを聞いていたのです。

ところが今は情報が洪水のように流れます。リーダーとメンバーの情報量の格差が無くなってきているのです。即ち機転の利くメンバーからリーダー的な発言や情報発信が増えてくるのです。これによりトップダウンのコントロールは難しくなります。トップダウンの崩壊です。

今求められるリーダーは情報を収集して決断をする能力ではなく、情報を持っているメンバーの意見をまとめ上げて一定の方向へ持って行ける能力なのです。

組織にもインターネットによるイノベーションが起きているわけですから、IT産業の開発手法にも影響が生じています。

2009年8月20日木曜日

月単価をイノベーションしよう!(2)

果たしてインターネットによるイノベーションでIT産業の月単価が変えられるのでしょうか。

これについて以前は「パッケージを開発して全国販売を行う」が、ひとつの手法だったと思います。要は下請からパッケージメーカーへとメーカーの位置になることです。これにより月単価が低くなる縛りから脱却できます。そして開発したパッケージがヒットすると、とんでもない月単価となります。まあ、ヒットすれば月単価の計算はしないでしょうね。

さて、そこにインターネットによるイノベーションです。
インターネットの普及により情報の伝わり方や価値が変わりました。

今まで地方の会社はメーカーから情報を得るために特約店などになって、ハードの販売・ソフトの開発をしていました。それがインターネットにより、個の情報発信が行われ情報が溢れるようになりました。別に特約店にならなくても情報が得られるのです。また、自分たちも気軽に情報を発信することもできます。

これにより産業構造が変わってきました。以前は寄らば大樹の陰でしたが、情報収集と情報発信については地域も会社規模もメーカーも対等になるのです。

それは意識をしなければ今まで通りですが、意識をして情報発信を頑張れば、インターネット上では大手やメーカーと肩を並べることができるかも知れない。

インターネットの初頭はインターネット利用者も少なかったので、このイノベーションは分かりにくかったかも知れません。でも、今では新聞やテレビ放送などを脅かす存在になってきているのは皆さんにも感じ取れるでしょう。

若い世代ほど「与えられる情報よりも与える情報の方が楽しい」に気づき始めているのです。

2009年8月19日水曜日

月単価をイノベーションしよう!(1)

IT産業の受託開発の見積は人月計算をするのが一般的です。

例えばこんなプログラムが欲しいとか、こんなシステムを作ってくれと話があると、SE(システムエンジニア)がお客さんから要求をヒアリングする。そのヒアリングを元にうちの会社なら、これぐらいの人数でこれぐらいの期間で作れると予測をして見積もります。

即ち「何人」が「期間(月)」で計算します。

式にすると、人×月=人月です。これに月当たりの単価を掛けて見積書のできあがりです。

ここで問題にしたいのは月当たりの単価です。これは月単価と言っています。

この月単価は企業によってまちまちなのです。例えば160万円もあれば60万円のところもあります。この金額の開きは、多くは大手企業が高く下請の中小企業ほど安くなる傾向にあります。

この理由は簡単です。大手企業がお客さんから仕事を受けて下請企業に仕事を回す。この時、大手企業は営業活動と全体の管理をしないといけないので、いくらか差し引いて下請に仕事を出します。この時、同じ月単価だとお金が回らなくなりますので、下請ほど月単価は下がってきます。

これはIT産業に限らず、製造業など他の業種でも同じ事が言えています。そして下請の単価が安くなる体質から脱したいと考えている企業も少なくないハズ。

さて、中小企業で、なおかつ地方で、この体質から脱する方法はあるのでしょうか。

これにはインターネットによるイノベーションがきっかけになると私は考えています。

キセキレイ

キセキレイ(スズメ目セキレイ科)。セキレイでお腹が黄色い。ちょこっと野鳥の写真を追加。

ハクセキレイがそのまま黄色になった感じです。

この後、どこかへ飛んで行きました。撮影場所は島根県松江市内です。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

Webプロデューサーについて

本日、会話の中で相手からWebプロデューサーの言葉が出てきました。その時は世間話だったのでサラッと流れたけれど、その後に気になる「Webプロデューサー」。これって何?何を指しているの?と疑問が徐々に大きくなってきました。

映画やテレビ局などの番組制作でプロデューサーやディレクターという言葉は聞きます。この場合の私の理解はプロデューサーが予算とスケジュール管理。ディレクターが実際に監督で、作りたいイメージを映像にするべく俳優や裏方に指示をする。絵コンテも描く。

その役割を箇条書きにすると‥
・プロデューサは予算とスケジュールの管理で作る人ではない。
・ディレクターは監督で作る人

どちらが立場が上かと言うと、お金を握っている方が権限が強い。でも、作る作品の質はディレクターで大きく変わる。この組み合わせで出来上がる作品が凄く左右されそう。

映画やテレビで考えると素直に納得できるプロデューサー。でもWebプロデューサーとなると理解ができなくなる。

う~ん、どうやら私にはテレビや映画などは広告主からお金を集めてから制作を始めるイメージが強く、その為にお金をかき集めて予算化する人がプロデューサーと理解している感じだ。そのイメージがそのままWeb制作につながらないから理解ができない。だって、私の知っているWeb制作は家を建てるのと同じで、Webを作って欲しい人がお金を出して委託でWebを作る。そこにはディレクターの姿は見えてもプロデューサーの姿は見えない。

企画をぶつけてお金を集めて予算化する。そしてディレクターを巻き込む。そんなイメージがWebプロデューサーにはないのだ。当然、中には私のイメージ通りに企画してお金を集めて、Web制作をする人もいるだろう。しかし、それは少なそう。

#ディレクターからプロデューサーに企画をぶつける場合もあるだろう。
#それを元にプロデューサーが広告主と交渉する。

だからWebプロデューサーって何?と悩んでしまう。

でも、そろそろWebもテレビを出し抜きそうなので、私のイメージするWebプロデューサーが地域に居ても良いと思う。是非ともお金をダイナミックに動かして欲しい。

2009年8月18日火曜日

地域のサイトはなぜ成功しないのか?

サイト立ち上げ時は意気盛んにスタートを切り、他のサイトとの遜色もそんなに無いのに、数年経つと失敗に終わってしまったり。

同じ時期に同じようにサイトを立ち上げても成功が少ない地域のサイト。それはショッピングモールだったり、ポータルサイトだったり様々。成功しない原因は何でしょうか。

ひとつには地方のサイトだからと割り切っているかも。初めっから情報発信のネタも少ないし、それじゃ何でもありのサイトで企画運営をしてしまっていませんか?この考えだと全国版で運営をしているところが勢力を伸ばしてくると、アクセスの少ないサイトになります。

インターネットの土俵は全国どころか全世界です。土俵を絞り込んでしまうとインターネットの特徴が生かせずに、その内に淘汰されることになりかねません。そんな考え方だとサイト以外の別な手法で営業展開をする方が良かったりします。

また、重要なのは成功しているサイトはオープン後にも機能追加に手を抜いていません。それに反して地域の失敗サイトはオープン後には機能追加を行っていません。

月日と共にサイトが陳腐化してしまい、その結果として使い勝手の悪いサイトに成り下がったり。これは企画の段階で投資の割合などがきちんと整理されていないのが問題です。

予算は限られているでしょうから、最初は最小限で立ち上げて、継続した機能追加のための予算を確保しましょう。何よりも機能追加の継続が大事です。それができない予算なら、初めからサイト運営をしない方が良いかも。

もし、最初から機能追加に予算が立たないようなら、クラウドなどを活用して機能追加が継続できるように予算配分を考える手もあります。

それもできないようなら、無料のオークションやブログなどを活用して必要な機能を探る手もあります。それで必要な機能が見つかるのであれば一番安くサイトができるかも。

結局のところ、サイトの成功は継続的に機能追加を提供できるのかが分かれ目だと思います。機能追加に興味がない人はサイトを立ち上げても、成功は難しいと考えるべきだと思います。先ずはサイトに持たせる機能に正面から向き合って考えましょう。そのために最初の立ち上げは最小限度の機能で良いのです。機能の必要性が見えてから追加するのが一番重要です。

もう、待っているだけでは情報発信はできません。そして自らの情報発信ではボリュームに限界があります。世界市場に勝てません。情報を集めるサイト作りに力を入れるべきなのです。

もし今からサイトを立ち上げるならば、先駆者には勝てませんから、専門分野で世界制覇を狙うのが良いと思えます。専門性が高ければ高いほど良いかも知れません。

さあ、考えましょう!
何でもありではダメですよ。

2009年8月17日月曜日

祝!JUSTブログ de 8ヶ月

昨日でJUSTブログを書き始めて8ヶ月経ちました。今までをふり返ってみると、完全に写真中心のブログになっています。ブログと言うよりは写真集みたいな感じでしょうか。

当初は写真を中心にブログを書くのが目標でしたので当然の結果なのかと思いますが、新たなテーマに向かって舵を切ってみたいと思います。

先ず写真中心からの脱却(笑)。ここまで毎日写真を掲載して言うのも変な話かも知れません。しかし、もう少し言葉を書いてみたいです。実はブログなのに写真の掲載が目標となり、あまり言葉が書けていないのです。

これからは写真をなるべく減らして文章中心のブログにしていこうと思います。既に私の写真ファンになった方には申し訳ありません。

でも写真は写真用のサイトで引き続き掲載をします。そちらを閲覧していただければと思います。

GANREF(株式会社インプレスジャパン)
「sakeneko」
http://ganref.jp/m/sakeneko/portfolios

JUSTブログに掲載していた写真も、GANREFの評価を兼ねて一部をアップしました。今後は毎日ではないですが、GANREFに写真を掲載しますので、こちらもよろしくお願い致します。

そしてブログは思った時に書く。毎日から書ける時に書くに改めます。無理して書いても内容がなければダメです。今までブログを毎日書いてきたので書かなくなることはないハズです。

新たなチャレンジをスタートしたいと思います。
今後も引き続き、よろしくお願い致します!

2009年8月15日土曜日

モズ

木に留まっているモズ(百舌:スズメ目モズ科)の幼鳥を撮影しました。鳴き声は「ギチギチ」と喧しかったです。また他の鳴き声の真似もするそうです。だから百舌。

配色がスズメに近いですね。メスですね。オスはもっと綺麗な配色になります。

大きさはスズメぐらいで、可愛らしい顔してワシ・タカ・ハヤブサと同じ猛禽類です。カエル・ヘビや昆虫以外にも小さな鳥も食べるそうです。他の猛禽類と同じく嘴の先が鋭く曲がっています。そして捕まえた獲物を枝などに刺すモズのはやにえは目的が解明されていません。あとカッコウに托卵されてしまう野鳥でもあります。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

本日の雲

夕焼け前の抜ける様な青空と雲です。


撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2009年8月14日金曜日

日野川のツバメ

いつも撮影をする日野川の関では多くのツバメが飛んでいました。

ツバメはアオサギの頭上にも飛びます。

関に沿って飛んでいます。ここは虫が多いのでしょうかねぇ。私は住宅地などの公園ではすぐにカに刺されるのですが、日野川では刺されたことはありません。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

日野川で生活をしているスズメ

今日の米子は雨でした。小雨になるとスズメが一羽近くへ飛んで来ました。

私が近くに居ることに気がついています。なのに飛んで来る目的は?

体を精一杯伸ばして‥雨の合間に食事ですね。ここはこのスズメ(幼鳥)のお気に入りの場所みたいです。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年8月13日木曜日

お墓掃除

明日からお盆ですね。今日は夕方にお墓掃除に行きました。みなさまはお盆の準備はどうでしょうか。

今日も綺麗な夕焼けです。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2009年8月12日水曜日

ウミネコの幼鳥

ウミネコの幼鳥は茶色いです。白いウミネコに混ざって茶色い野鳥が居たら、それはウミネコの幼鳥だと思って良いかも。

嘴を羽の中に入れて、片足で立って、眠たそう。

それにしても幼さが残っています。嘴の先に赤いマークがありません。成鳥になると嘴の先が赤と黒になります。

こんな近くまで寄ってくる「この人は?」どう対応したらよいのか悩み気味ですかねぇ。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM

2009年8月10日月曜日

昨日の夕焼け(大根島)

日が変わりましたので昨日の夕焼けです。凄い夕焼けでした。

島根県松江市の大根島から見た夕焼けです。どうですか。凄い夕焼けでしょう。

レンズを100mmに交換しました。山のアップです。「山燃えゆ」です。

そんな燃える様な夕焼けも数分後には闇に包まれ始めます。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF100mmF2.8マクロ

瀑布とダイサギ

日野川の関には滝の様に水が流れ落ちる場所があります。その前をダイサギが飛びます。

ナイヤガラの瀑布とはいきませんが、ダイサギから見るとかなり激しい流れです。こんな場所に着地するのですね。

巻き込まれて流されそうです。でも羽があるので大丈夫。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年8月8日土曜日

生き抜く目

松江市内の中海で野鳥たちを撮影していました。少しウミネコに注目。

ウミネコがならんでいます。

このウミネコは片目だけで生き抜いてきたのですね。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM

2009年8月7日金曜日

雨が降ると流れが辛い

このところ山陰の天候は変です。梅雨みたいな時もあれば、真夏のような日もある。そして台風が来たような豪雨。この豪雨の後に日野川に行くと川の水嵩は増して流れも厳しい。

川の流れが強いのでコサギは魚を捕るのに一苦労しています。

しばらく頑張ってチャレンジしていましたが、どうやら諦めたようです。川を見つめて、ため息。

別な場所に移動してみましたが、こちらはもっと難しそう。お腹空きますよね。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年8月6日木曜日

逃げてきたコサギ

ダイサギに睨まれてコサギが私の近くへ逃げてきました。

コサギが飛んで来た場所はダイサギの居た場所です。今度はコサギのアップが撮影できます。ダイサギとの違いは分かるでしょうか。

あれ?コサギも急に羽を立て始めました。何があったのでしょうか。あ、向こうからダイサギが睨んでいるのですね。

コサギはこの場所も諦めて飛び立ちました。足からの水滴が綺麗です。

羽ばたかせて足を伸ばし始めます。

少し風にのって飛行です。足は抵抗が無いようにピンと後ろへ。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年8月5日水曜日

ダイサギ急に怒る!

私は野鳥にも喜怒哀楽があると思います。例えばダイサギ。魚を見つけたときは嬉しそうだし、なわばりに他のサギが来たときは怒っているし、海を眺めてボーッとしているときもあれば、きっと悲しいこともあるに違いない。などと思いながら見ています。

ダイサギが魚を探して歩いていると‥

あれ?いきなり怒りました。羽が立っています。これは血圧が高そう。

水を飲んで心を落ち着かせています。こんな事をするのですね。新発見!というか新解釈。

写真の右上を見てください。コサギが歩いています。どうやら自分のテリトリーにコサギが飛んで来たので怒っていたのです。テリトリー内で魚を捕られたくないのです。この後、このダイサギはコサギの所へ飛んで行き、コサギを追い出しました。厳しいですね。まあ、テリトリーを守るためには妥協は許されないのでしょう。生きるためには頑張るのです。喜怒哀楽があるから頑張れるのです。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年8月4日火曜日

ダイサギのなんらぁ~

日野川河川事務所の関にて貴重なサギ?を撮影しました。このダイサギは何故か私の方へ近づいて来ます。どうやら獲物の魚に集中して私の存在を気がつかないみたいです。

ダイサギは獲物を捕まえようと水中を覗いています。チャンスを伺っています。

きたー、獲物です!

えっ?これは「なんらぁ~」。どうやら、魚は捕まえることができたみたいですが、余計なモノまで銜えてしまったみたいです。さあ、どうするダイサギ!このままでは魚を食べることができません。それにしても小さな魚ですね。う~ん、だからサギの姿が減りましたか。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

日野川河川事務所周辺

日野川の王子製紙の近くの関では水辺の野鳥の姿が無かったです。少し上流の日野川河川事務所の関へ行くことにしました。車で5分ぐらいでしょうか。少し走ると直ぐに日野川河川事務所です。以前は大雨の時にここを撮影しましたが、今回は曇なので機材が濡れずに安心して撮影ができます。

日野川河川事務所には大きな関があります。河川敷は整備されていて、犬の散歩や運動をしている人が何人かいます。しかし、肝心の水辺の野鳥の姿はサギが二羽。あと離れたところにカワウが群れています。う~ん、ここも私の期待ハズレでした。それにしてもこの河川敷は犬の糞が至る所に落ちています。気を抜いて歩くと新鮮なのを踏みそう。

この関の脇にも魚が遡上できるように工夫がしてありますね。写っている橋は湾曲していますが、実際の橋は湾曲していません。これは樽型湾曲といい、カメラのレンズが原因で湾曲しています。高価なレンズほどこの樽型湾曲は少ないですが、広角系レンズほど取り除くのが難しい湾曲です。

どんな魚が遡上するのか、説明の看板が設置してありました。「魚だって帰りたい」‥そうかぁ、人も帰りたいのですね。

日野川河川事務所の関から見た下流側です。このあたりは中州も広く、野鳥たちには住みやすい環境が整備されています。写真の中央左にある赤い煙突は王子製紙です。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2009年8月3日月曜日

本日の日野川

本日の天候は曇りでした。雲が低く、夏みたいな暑さはなかったです。

日野川の土手には野球やサッカーの試合ができるスペースがあります。

ここはいつもの関です。関の中央にカワウが居るぐらいでした。他の野鳥の姿は見えません。日曜日は人が多いので野鳥の撮影は難しい感じです。

関の中央を望遠で撮影してみました。カワウが四羽います。サギの姿は見えません。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2009年8月2日日曜日

すらっとダイサギ

どこへ早朝撮影に行くか、行きたいところが多いので出かける時に困ってしまいます。松江市内の野鳥が多く集まる所も良いし、日野川のいつもの関にいっぱい野鳥が集まっていると凄いだろうし。多くの期待感が高まり、行き先が決まらなくなります。

今朝は悩んだあげく日野川のいつもの関へ出かけてみることにしました。しかし、行ってみると日野川のいつもの関には水辺の野鳥の姿はなかったです。今朝は野鳥を撮影できないとガックリしましたが、少し上流の方へ行くことにしました。

行ってみるとすらっとしたダイサギを発見。明らかにダイサギです。シロサギはダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギがあり、そして幼鳥がいたりすると識別が難しい時があります。でもこの写真の野鳥はすらりと首を伸ばしてくれましたのでハッキリとダイサギと識別できます。

私が近づきすぎたのでしょうか、ふっと向こうを向きました。

お尻を向けて飛び立ちます。

どこかへ飛んで逃げるのかと思ったのですが、魚を捕まえるために飛んだのですね。今朝は少しこのダイサギが被写体になってくれました。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X