2009年10月5日月曜日

幸福の女神は後ろ髪がない

チャンスを幸福の女神に例えての話。幸福の女神が近づいてきたら来ている時に捕まえなさい。通り過ぎてからは姿が見えていても、後ろ髪がないので捕まえる事はできない。

まるで幸福の女神は彗星のようだ。彗星ならば尾があるので、それを掴めばと思うが、彗星の尾を掴んでも彗星そのものを捉えることはできない。

さて、チャンスは話があった時が一番進みやすい。そこでモタモタしているとチャンスを逃すことになる。チャンスとは時の流れの中で生じるモノだが、これには「人」、「金」、「モノ」が絡んでくる。

「人」は思いや心でチャンスを創り出す。だから時間が経つと膨らむ場合もあるし、萎む場合もある。金とモノはその「人」なりに付いてくる。だから「金」と「モノ」については慌てても仕方がない。現状を受け入れて考えるのが得策だ。

チャンスが無い、チャンスが逃げたと思っても、本質は「人」だ。チャンスが欲しければ「人」と接する時間を増やせば良い。単純にチャンスがやって来る確立が上がる。

今の自分がどこに向かって歩いて良いか分からない時。とにかく多くの人に会おう。会う時のポイントは必ず自分も話をすること。考えやモノの視点を相手に伝えないと心が通わない。話すことで考えがまとまってくる。相手も自分を理解してくれれば女神になってくれるかも知れない。

どこに向かって歩くのが決まれば、それは具体的に表現や話ができるハズ。そのテーマで絞り込んで人に会おう。どうやって会うかは工夫次第。自分の持ち味を生かして頑張ろう。

あとは幸福の女神が現れた時、いつでも捕まえる事ができるように網ではなく、今まで人に会ってきた経験を生かして捕まえれば良い。

これらを「金」と「モノ」では動かさないこと。幸福に見える女神に捕まってしまうことになる。最後まで気がつかなければそれは幸せなのだろうけれど、初めからの目的とすることではない。

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