2010年2月28日日曜日

松江のタンチョウも北帰行

先日の新聞に松江のタンチョウが北へ帰ったとありました。実際にタンチョウが過ごしていた場所へ行ってみました。

この場所より離れた所にコハクチョウの姿はありましたが、タンチョウの姿は見えません。別に疑った訳ではありませんが、報道の通りですね。なんか寂しいです。そして、私と同じく何人かの方がこの場所を訪れていました。来年もまた来ると良いですね。

近くには中海があります。今日は風が強く、水鳥もカモが少し居ただけでした。今日は風が冷たいです。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2010年2月27日土曜日

松江のタンチョウ飛ぶ

以前に撮影した松江のタンチョウの写真を紹介します。松江のタンチョウが飛ぶところです。

「ククッ」と鳴き始めて飛び上がる姿勢になりました。この「ククッ」が今から飛ぶぞ。と言っている感じです。

走ってスピードが上がると翼を広げます。

風を掴んでふっと舞い上がりました。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM

2010年2月26日金曜日

ケガをした鳥やヒナをみつけたら

2010年2月22日コハクチョウの北帰行が始まるにコメントをいただきました。

いただいたコメントには、私が撮影してしまった白鳥の交通事故の時に、その死亡している白鳥を目撃された方のコメントでした。

ブログを書いていて同じ時間と同じ場所を共有していることが分かるとは凄いことだなと、改めて思います。まあ、テーマが楽しいことなら、なおさら良いのですが(^_^;)

さて、ケガをした野鳥や寂しそうに一羽で歩いているヒナを見つけた時はどうすれば良いでしょうか。私は野鳥の会の会員ではありませんが、日本野鳥の会のサイトに案内が掲載されています(各都道府県の野生鳥獣担当機関の連絡先リスト)。

ヒナは見て見ぬふりが良いみたいです。
また、ケガした野鳥の場合は行政に連絡をするのが良さそうです。

島根県 林水産部 森林整備課 鳥獣対策室 0852-22-5160
鳥取県 生活環境部 公園自然課 自然環境保全担当 0857-26-7872
(部署は名称などが変更されることがあります。予めご了承の上、ご利用下さいますようお願い申し上げます)

できれば携帯の電話帳に登録していただき、発見した時に連絡をして指示を仰いで保護ができると安心です。

自然の中で命をまっとうにして死んでいくのはそのままですが、人工的な交通事故で翼を引きずって歩いているカモなどをみると悲しくなります。初夏にはトビの幼鳥だと思いますが、飛ぶのが不慣れなためか、車に跳ねられて死んでいるのを中海に面した防波堤道路でよく見かけます。生きているのであれば何とかしてあげたい。そんな時に電話をして対応ができればと思う次第です。

これらの情報は以下のサイトから引用させていただきました。

日本野鳥の会が贈る、野鳥を楽しむポータルサイト BIRD FANより

ケガをした鳥をみつけた
http://www.birdfan.net/about/faq/kega.html

ヒナを見つけた
http://www.birdfan.net/about/faq/find_hina.html

2010年2月24日水曜日

コンテスト

昔はコンテストは嫌いだった。そう、コンテストと付くモノは避けて通った。

いま思い返せば、その原因は努力をしてなかったからと思える。きちんと努力をすれば、次第にコンテストは面白くなる。だって努力が報われる場だから。そして評価される場でもある。

仮に結果が悪くても、どうして悪かったのか、他の人はどうだったかのか。コンテストに至までの努力が多ければきちんと見ることができる。そして次回にこそ生かせる様になる。

その結果と向き合える人は少ないような気がする。

足らなければもっと努力をする。時間がなければ時間を作るように努力をする。繰り返し自分の気持ちを高める習慣を身につけなければ、とても好きなことはできない。

「いつも幸福が逃げてしまう」や「思うようにならない」などなど、嘆いて終わってしまうといつも同じ。

本当に好きならば繰り返し繰り返し努力を積む。その努力の多さが次の結果へと結びつく。そんな楽しみ方もあると気がついて欲しい。

何か大きな壁にぶつかった時は休憩時間を作って欲しい。正面から自分と向き合って次に何をすればよいのか冷静に考える。そんな時間を。

全てのことに時間は必要。すぐに結果は出ないかも知れない。だから焦らずに時を待つ癖も必要だ。

2010年2月23日火曜日

コハクチョウの北帰行が始まる

2月21日コハクチョウの北帰行が確認されたとニュースを読んだ。

これから徐々にユーラシア大陸などへ移動が始まる。北帰行が確認された日が例年よりも6日遅いそうだ。何だかそのニュースに私は泣けた。

以前のブログにも書いているが、去年の2月頃に松江市内の通勤路でコハクチョウを見つけて、ブログネタに使えると撮影を始めた。撮影をしていると交通事故に遭うコハクチョウを偶然に撮影してしまった。それが切っ掛けとなって野鳥について興味を持ち始め、野鳥に関する本を読みながら野鳥の写真を撮影することになった。

ブログに野鳥の写真をアップすると、そのうちにフォトコンテストに応募したらという話を各方面からいただき実際に応募をしてみた。

応募をすると、すぐさま賞をいただいた。しかし佳作だった。これはまだ本望ではないと続いて応募をする。その結果、入選や佳作はもらえるようになる。しかし、複数枚の写真で応募するのだが、本当に自分が好きな写真がその中から選定されない。何かが違う。

そんな中、私は懲りずに年末の休みにコハクチョウを撮りに出かける。

雪の降る中、カメラを構えて、これで背景に人が入ると最高だと思っていると、そこに帰宅中の学生の声が聞こえ始めた。慌てて学生の帰り道を確認して構図を直す。そしてタイミングのよい所でシャッターを一枚切った。この写真がカメラ雑誌で評価されて一席となる。これは私の期待通り。違っていた何かが合った感じだ。

タイトルは「通学路」。コハクチョウが手前でいっぱい食事中。そのコハクチョウの後には自転車で帰宅中の中学生。背景は雪の積もった家並み。空間に包むように綿雪が落ちてくる。コハクチョウも、中学生も、そして雪も日常。そんな写真だ。

選者の先生が書かれた寸評も私の狙いをトレースする評価。実にありがたく嬉しい。写真を通して自分のメッセージを伝えることができた。写真の素晴らしさを実感した。

その嬉しくなるカメラ雑誌を手にした次の日、コハクチョウが北帰行するニュースを知る。何だかそれまでコハクチョウは待っていてくれた感じさえする。北帰行が始まるとコハクチョウの数は減っていく。これから春が来るから、次は別のモノを取りなさいと言っているようだ。

撮影:Canon EOS 50D EF50mmF1.4USM (田と田を移動中の写真です)

2010年2月22日月曜日

雁はどこへ

2月の初めに雁の撮影をしました。米子市立図書館で借りて読んだ「雁よ渡れ」で雁を見てみたくなったからです。

口コミで聞いていた場所へ行ってみると、その日は多くの雁が楽しそうに飛んでいました。しかし、その場所に重機が置いてありましたので、次は見ることができないと思いました。

改めて今日の夕方に行ってみると残念ながら土は掘り起こされて、その場所には雁の姿は見つかりません。雁は白鳥よりも人間を怖がります。また、環境の変化を恐れる鳥だと聞いていましたので、ここに集まるのは諦めたのでしょうか。

白鳥たちは少し離れたところに、以前と変わりなく食事をしていました。夕方にはこの白鳥の上空を多くの雁たちが飛んでいたのですが、今日はその姿は見ることができませんでした。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2010年2月21日日曜日

標識鳥(バンディング)

野鳥を捕まえて足輪を付けることをバンディングと言います。

私が撮影した写真にも足輪を付けた野鳥が写っていたりします。そんな写真を見る度にどうやって足輪を付けたりするのだろうと気になっていました。麻酔銃を撃って寝ている間にバンディング?う~ん、猛獣では無いですからそれはなさそう。主に網を使って捕まえるのでしょうね。

そこでネットで調べてみるといくつかバンディングについて情報が掲載されていました。

サイトからの情報では、かすみ網で捕まえてバンディングするそうです。しかも暫く放置。まあ、かすみ網の近くに人がいたら野鳥は飛んできませんから、その場を離れるのでしょう。

う~ん、でもそれって、かすみ網にかかっている間に外敵の餌食になるのでは?また、逃げようとして羽を痛めたりしそう。このことは野鳥にとって大変なこと。そして凄いストレスではないですか。まさに命がけ。

また、首に標識を付けている野鳥の写真を見たことがあります。日本のトキはGPSバックを背負って飛んでいます。

野鳥はとてもきれい好き。ダニなどを落とすために水辺で水浴びを良くします。だからいつも羽は綺麗です。実際に汚れた野鳥は見たこと無いでしょう。落ち穂を食べている白鳥や丹頂を見ていると徐々に泥で汚れてきますが、その後に手入れをしていると思います。カモは食事以外の時はいつも羽を手入れしています。だからカモの写真は羽を手入れしている写真が多いです。

そんな標識やGPSを付けていたら、その部分が手入れできない。それに気になるでしょう。自分だって腕輪や首輪、足輪を付けて外で生活をしていたら、その部分はタダレてしまいそう。

求婚の時も雄は一生懸命に雌にディスプレイをする。なのに首輪が巻いてあるとどうでしょう。それにより結婚が決まらないかも知れない。それ以外にも縄張りを守るために喧嘩をしないといけない。あと渡り鳥はとんでもない距離を命がけで渡る。少しでも体力を使わない飛び方の知恵がある。

猫に首輪を付けても、その首輪は定期的に交換します。時々どこかで引っかけて無くして帰ってくる時もあります。もちろん、お風呂の時は外します。毎日が一緒の猫では首輪のメンテナンスできますが、バンディングした野鳥全てには無理でしょう。

野鳥に標識を付けることは重要なことかも知れません。でも、今の手法ではあまりにも人間本意だと思えました。

そして鳥たちは喋ります。人間はバンディングするから心を許すなと喋っているかも知れません。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年2月19日金曜日

松江のタンチョウと雪

久しぶりに松江に雪が降りました。

松江に飛来しているタンチョウも雪景色の中です。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM

2010年2月18日木曜日

JUSTブログが移管?

先日、JUSTブログからメールが来ていた。何と、JUSTブログはシックスアパートへ移管するそうだ。それに従ってURLが2010年4月から変わるとのこと。

これは大変だ!

せめてURLは変更が無いようにしてもらいたかった。検索エンジンからのヒットがダメになるし、アクセスログサービスも再登録などなど検討しないといけない。かなりやばい。

過去ログを捨てても良ければ、ひと思いに他のブログサービスへ引越をするけれど、捨て去るのはもったいない。う~ん、どうしよう。JUSTブログのサービス終了については全く予期してなかった訳ではないが、実際に提示されるとアタフタしてしまう。

去年、浮川社長が退任した時に「これはやばい」と思った。でも、私はジャストシステムが好きだから、ユーザーとして離れてはいかん。と考えた。だからATOKもShurikenもJUSTブログも使い続けた。だから今回の通知は非常に残念だ。

このところニュースで見る日本企業の経営方針はリストラ中心の考え方。これは間違っていると見ていた。私は従業員を辞めさせることは、その先につながっているお客も切ることと同じと考えているからだ。

今回の件はそれと同じと言わないが考え方が似ている印象を受けた。

儲からないからサービスをズバッと切り捨てる。でも、その先にはお客さんがぶら下がっているのだ。お客さんは次をイメージする。次はShurikenか?それともATOKか?と。そしてもっと先には会社は大丈夫かと。

実際には大丈夫なのだろうけれど、イメージをさせると良くないと思う。少なくとも、お客さんは予防策として代替手段を考え始める。URLにはそれぐらい重みがあると私は考える。

2010年2月17日水曜日

Windows Phone 7発表

今度はマイクロソフトからWindows Phone 7が発売されるそうだ。時期は年末。まだ一年近くほど先だ。

マイクロソフトは携帯電話向けにWindows Mobileをリリースしていた。携帯電話を作っているところがWindows Mobileを組み込んで市場に販売していた。今回はその次のバージョン。パソコン用で例えるとWindows VistaからWindows 7だろうか。

この背景にはアップル社のiPhone、Google社のAndroidの急成長にある。

携帯電話のハードの成熟度の影響か、今まで売れなかったパソコンみたいな携帯電話スマートフォン。この数年で売上げが伸びている。iPhoneがきっかけになったと言っても間違いは無いだろう。

ただ、iPhoneが発売される前からマイクロソフトのWindows Mobileはリリースされていた。しかし、この新しい波を作ることはできなかった。また、新しい波に乗っているとも思えない。

だから、Windows Phone 7でスマートフォンの波に乗ろうと企画をしたのだろう。発売されるのが年末の話なので、どのような製品になって登場するかは分からないが、今までと同じ販売戦略だと波には乗れないような気がする。

なぜ、そんな気がするのか。パソコンも携帯電話もコモディティ化してしまい、市場ニーズが機能からスタイルへと変化していると考えるからだ。

このスタイルとはデザインも含まれるが、私はコンセプトが重要だと考える。目新しいコンセプトがないと市場は受け入れないだろう。携帯電話はコミュニケーションツール。そのツールがコモディティ化した場合は、低価格路線も重要かも知れないが、コミュニケーションツールに相応しいコンセプトが求められる。それはバックボーンだと私は考える。

iPhoneもAndroidもバックボーンが開発者や利用者に理解されたと思える。それで波を作れた。波に乗れたと考える。そんなバックボーンをWindows Phone 7は年末までに作れるのだろうか。何だか機能重視のアプローチになるのではないかと思えてならない。

デザインを重視した携帯電話。今までもあった。それは表面的なもので長続きはしない。大きな波は作れない。だって、コモディティ化しても携帯電話は鞄ではないから、独自の文化を背負わないといけないと思う。

2010年2月16日火曜日

手乗りセキセイインコ2羽目

小学生の頃、飼っていた手乗りセキセイインコが居なくなってから、空を見上げたり、芝生の中などを見て回った。しかし、ため息しか出ない。ボーッとした日々が続く。

親はそんな私を見るに見かねてか、手乗りセキセイインコを買いに行こうとお店に誘った。子供心ながら、それは諦めることを意味していると理解していた。だから躊躇した。でも寂しさには勝てない。

そして新しい手乗りセキセイインコがやって来た。

同じ様にお湯で粟を柔らかくして与えた。手乗りセキセイインコも答えるように一生懸命に食べた。私も一生懸命に与えたと思う。そして手乗りセキセイインコは飛べるようになった。

今度は反省を生かして風切羽は切ることにした。最初は切ると血が出るのではないかとドキドキした。セキセイインコの本を見ながら用心して切った。切ってみると血は出ないし、別に気にする様子もない。嬉しかったのは切っても部屋の中ぐらいは飛べる。

ただ、セキセイインコにも個性があると気がついた。

同じ様に芸を教えるが覚えようとしない。フンは所構わず。鳥は飛ぶ時にフンをするので、私の背中にはフンがいつも付いていた。また、同じ様に育てたハズなのに手乗りとは思えないぐらい人見知りも強くあまり鳥籠から出ない。

やがてこの手乗りセキセイインコは大きくなると、鳥籠ごとベランダに移されることになる。そして後に番となるのだが、ペットショップと間違われるほどに子孫を増やしてくれることになった。

祝!JUSTブログ de 14ヶ月

JUSTブログを書き始めて1年と2ヶ月経ちました。

一年を経過すると昨年の自分とどこが変わったのか気になります。昔は強く意識をしていました。「変わっている」いや「変わっていない」とか。そして変わっていないと、とても不安でしたね。それは自分にも、周りの環境にも求めていました。

しかし不思議なモノで、ある時から「変わらない」も必要と思えるようになりました。
やっと気がついた感じです。
このブログのテーマだと、
  • 2月梅が咲き始めウグイスが鳴く。
  • 3月コハクチョウなどの冬鳥が去る。
  • 4月桜が咲いて多くの花が咲き始める。
  • 5月青空の中へヒバリが舞い上がり、アマサギが水田に飛来する。
  • 6月暑くなり始める中、多くの雛鳥が巣立ちが始まる。子ツバメも目にとまり始める。
  • 7月稲で水田が緑で豊か。多くの鳥や虫が飛び回る。
  • 8月遡上する魚で白鷺たちが賑やか。
などなど。

これらは月で見ると変わっていますが、年で見ると変わらない。こんな季節の繰り返しの中で人生も繰り返す。きっと成長する楽しみもあれば、変わらないから安堵することもある。「変わる」と「変わらない」。どちらもあることが、きっと素晴らしい。











撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年2月15日月曜日

ケアシノスリとカラス

先日、初めてケアシノスリを撮影しました。もう少しケアシノスリの写真を紹介します。

観察をしているとミサゴのダイブと同じような姿勢をして獲物を狙っていました。そんな猛禽類のケアシノスリですが、カラスには弱いようで、とても可哀想な感じがしました。

カラスに追われる前です。私が近くに来るので気にしている感じです。これは私のすぐ上を飛んでいる時に撮影をしました。

カラスに追われているところです。私の頭上で右や左に飛び回っていました。この時は二羽のカラスが追っていました。この場所はカラスが多いので、ケアシノスリは早々に退散した方が賢明です。夕方になると数え切れないカラスの数になります。カラスの群れには勝てそうにありません。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年2月14日日曜日

ケアシノスリ

ケアシノスリ(タカ目タカ科)を発見。

ふと見上げるとそこには白っぽい野鳥が飛んでいました。ミサゴかなと思ったのですが、ここは水辺ではないです。魚は捕れそうにありません。確認するとノスリぽい。でも、尾には二本の線があります。そうなるとケアシノスリ。冬鳥として日本飛来する数少ない野鳥。

ケアシノスリは猛禽類です。しかし、カラスに追われていました。私の上空を右から左。そして左から右へと、どこへ逃げて良いのか分からなくなるぐらい、カラスが追っていました。見ていると、徐々に風切羽がばらばらに。どうやら風切羽を突いているようです。カラスが増えると貴重な野鳥の居場所がなくなります。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年2月13日土曜日

初めての手乗りセキセイインコ

私が小学生の時、無理を言って手乗りセキセイインコを買ってもらった。

ペットショップで小さな雛を穴の空いた箱に入れてもらい、傾けないように細心の注意を払って家まで帰った。家に着くと家にあった箱に新聞紙をちぎって入れ、そこを新しい寝床とした。雛のセキセイインコは十分に羽はなく、箱の中で小さな体を震わせていた。

私はペットショップの人に聞いたとおりに割り箸の先を削り、一緒に買った粟をお湯で柔らかくして、その箸の上にのせて嘴の先へ当てた。

雛はそれに気づいて大きな鳴き声を上げて嘴を開けた。その嘴の奥に指で粟を滑らせながら押し込んだ。雛はそれを一気に飲み込む。飲み込んでいる時は鳴き声が止まる。粟が胃袋におさまると、また鳴き始める。

それを何度か繰り返していると雛のお腹が膨らんでくる。十分に羽が生えていないので、食べた粟が皮膚を通して見える。それを気持ち悪いとも感じることもなく、お腹が太る幸せを感じながら与えた。

やがて雛はお腹が満杯になると目を閉じてうっつらと寝始めた。それで私の仕事は終わり。箱を静かな所へ移動させる。

それから数時間後もすると箱から鳴き声が始まる。私はその鳴き声で粟をお湯で柔らかくして与えた。それを繰り返した。徐々に箱にいた雛は羽も生えて大きくなった。少しすると餌も自分で食べることができる。ジャンプして箱から出ることもできる。やがて飛ぶようになってきたので鳥かごを買ってもらった。私が家にいる時は鳥かごから出して一緒に遊んだ。

どんな事をして遊んだか。今ではハッキリとは思い出せないが、呼ぶと飛んで来て私の肩に留まる。暫くすると他に飛ぶので、また呼んでやると戻って来る。不思議とフンは私の肩に落とさなかった。必ず他へ飛んでからフンを落とす。私は輪くぐりなど、いくつか芸を教えた。次々と芸をマスターして私に披露した。

気がつくと家族の一員になっていた。そして、すっかり飛ぶようになっていたのだが、風切羽を切るのが嫌でそのままにしていた。だって、風切羽を切ることで飛べなくなるのが可哀相だった。

ある日、窓を開けたまま外出をしてしまった。そのセキセイインコは自分でかごを開けることができる。私は窓を開けて出たことを思い出し慌てて家に戻った。でも、そこには姿はなかった。カーテンが風で揺れているだけだった。

私は泣いた。一晩中泣いた。親が男の子だから泣くなと言っても泣いた。いくら泣いても叫んでも答えてはくれなかった。

2010年2月12日金曜日

松江のタンチョウを気軽に撮ると

今日は祝日で雨。松江のタンチョウの撮影には出かけなかった。今回はどんな環境のところに松江のタンチョウがいるか、先日撮影した写真でご紹介!

普通のカメラレンズで撮影するとこんな感じ。中央に白黒のタンチョウが二羽います。分かりますか?おそらく携帯で撮影するぐらいなら、これぐらいの大きさになります。だから、望遠レンズは必需品です。

これは、できる限り近づいて望遠レンズで撮影。着いてすぐ撮影すると、この写真の様にお尻を向けた写真となります。だって、近づくと離れるから後ろ姿しか撮れません。暫くは動かないでこちらを向くのを待つ必要があります。少し待つだけで写真が変わります。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年2月10日水曜日

泥の畦道がアスファルトへ

昨年の今頃、私一人でひっそりとコハクチョウを撮影していた。今年はその場所にタンチョウが舞い降りてきた。36年ぶりの飛来に興味のある方々は舞い上がる。やはり、ラムサール条約湿地で指定された事だけはある。

私はタンチョウが来なくても、今年もこの場所でコハクチョウを撮影する予定だった。さすがにすぐ横にタンチョウがいると、コハクチョウよりもタンチョウを撮影してしまう。私もタンチョウで舞い上がる組だ(笑)

先日の休みの日、午後から3回目のタンチョウの撮影に出かけた。

その前の休日は人の集まりの多さにタンチョウの撮影を諦めた。今回は行ってみると、そんなに人が集まっていない。ならば撮影するぞと決めて車ごと泥の畦道に入った。そして泥の畦道からタンチョウの一番近い所へ車を停めた。窓を開けてタンチョウにカメラの望遠レンズを向ける。きっと車は泥だらけである。

タンチョウまで遠い。仕方がない。暫く待っていればタンチョウの方から来るかも知れない。と、車の中で待つことにした。タンチョウは車には警戒心が薄く、人間には警戒心があるから、車から撮影するのが一番良い。私の撮影経験では、そのうちに食べる物を探してタンチョウの方から寄って来るからだ。この時、焦って車から降りてしまうと用心してタンチョウは離れてしまうし、離れなくてもタンチョウからは近づいて来ることはなくなる。

5分ぐらい待っていると、タンチョウが近づくよりも先に、私と同じ様にカメラをぶら下げた人が何人も歩いて集まって来た。彼らの車は離れた所へ停めている。気がついたら6人ぐらいだろうか。私の車を囲むようにしてタンチョウが翼を広げるのを待っていた。

これではタンチョウの方から近づくことはない。

この状況に撮影を中断して帰ろうかとも思ったが、泥の畦道の出入り口には車が何台か停まっているので車を泥の畦道から出すことはできない。帰るのは諦めた方が良さそうだ。腹をくくって夕方までタンチョウを撮影することにした。

ここで誤解をしてもらいたくはない点がある。野鳥は自由だ。まして、田は他人の田だ。だから、撮影を独占する権利はない。撮影できないからと言って、私は怒ることはしない。それぞれの撮影スタイルもあるだろうし、それを尊重したい。犬の散歩も気にならない。全ての環境を含めて撮影に望みたい。全てが要素と考えたい。

そのうちに夕方になった。暗くなると光量不足のために撮影ができない。私の車を取り囲んでいた人たちは諦めて帰り始めた。そして私の正面に車が一台停まっているだけになった。その車も中からカメラのレンズを向けている。どうやら考えが同じらしい。

さて、これから私の本番。暗くなるまでの僅かな時間で、タンチョウの楽しい写真が撮影できるだろうか。そう思っていると、タンチョウが私の方に歩き出した。

グングン近づいて来る。これでは今のレンズでは近づき過ぎだ。翼を広げると画面からはみ出てしまいそう。手早く望遠レンズ交換をして撮影しようと思った矢先、翼を広げ始めた。私は望遠レンズ交換のために引っ込めていたカメラを慌てて向け直して、そのまま望遠レンズで撮影をした。

パシャパシャパシャ。何枚かシャッターを切った。見事に頭と足がはみ出ている。

次にタンチョウが舗装中の畦道に飛び上がった。ここも距離が近い。頭と足がはみ出ないようにカメラを縦にした。そうすると、また翼を広げるではないか。今度は翼がはみ出ることになる。

レンズ交換ができれば全身を撮影できるのに。しかもレンズも明るくなるので、夕方でも無理なく撮影できる。と思いながらシャッターを切り続けた。

タンチョウは舗装中の畦道の上で翼を広げて少し歩いて田に戻った。私は満足な写真は撮れていないだろう。と、残念に思った。

家に帰ってパソコンで恐る恐る写真を見てみると、そこにはタンチョウが舗装中の畦道を確認するために歩いている感じの写真があった。そう、数日前は泥の畦道だったが、今はアスファルトで舗装するためにローラー車で平らにしてある。泥の畦道だった道の脇には木の枠が打たれ、後はアスファルトを流し込むだけだ。

その変わってしまった畦道にタンチョウが歩きながら、何が変わったかを確認しているみたいに感じた。これは猫と同じ様な行動。猫は変わったことがあると歩き回って確認をする。

私は、その時のタンチョウは少し寂しく写っているように思えた。

タンチョウの足が泥の畦道ではなく、舗装中の白い道の上に立っていたからか。その白くなった道に嘴を近づけて食べ物があるかを確認していたからだろうか。その後に私に背を向けてゆっくりと歩き出した姿が寂しく感じたからだろうか。それとも翼を広げた時に見えた白と黒の翼が、置かれた蓋の開いた赤いオイル缶と対比したからだろうか。

何とも私の主観がいっぱい入っていると思えるが、畦道は泥のままが良かったのにと訴えている様にも思えた。

安来の白鳥ロード周辺も大規模な整備が行われている。田は重機で掘られて、道はアスファルトで舗装が始まっている。しかも大型車が通れるぐらいに大きな道だ。目的は何かは分からないが、人間には住みやすい環境になりそうだ。でも、渡り鳥たちには来年になってみないと、それは良いことなのかが分からないと思えた。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年2月9日火曜日

鳥の心

島根県立図書館で借りた「もの思う鳥たち」。この本のテーマにはビックリした。

図書館での貸し出しは5冊まで。もう一冊というところで何気なく手に取った本。あまり内容を見ないで借りた。家で読んでみるとビックリだ。鳥は人間と同じ心を持って生活していると書いてある。そう、心の質は同じなのだと。

これは先に読んだ「雁よ帰れ」にも似たような、仲間の雁を守る行動の不思議さについて書いてあったが、その鳥の心の部分をもっと掘り下げた本だった。

しかも書き方が直球的。鳥と接した事がない人が読むと全く理解できない本だろう。ある意味、勇気のある本だと感じだ。

でも、私も野鳥を見ていて、ふと同じ様に思うことが何度かある。

遡上する魚を狙ってアオサギやダイサギが集まる日野川の関。場所を巡ってアオサギが喧嘩をしていた。いつもと違ってかなり派手に羽を飛ばしながら喧嘩をしていた。これ以上、続くと怪我するぞと見ていると、そのアオサギに割って入るかのようにダイサギが飛んで来た。それで喧嘩は止まった。その時、私にはダイサギが仲裁に入ったように見えた。

白鳥や雁など家族で暮らす野鳥が、その家族のために守るならまだ理解できたが、この行動はあまりにも擬人化しすぎて見てしまったと反省した。でも、そのシーンがいつまで経っても頭から離れない。

「もの思う鳥たち」。それは「そうなんだと」ズバリ書いてある。

その本を読んでいると、それ以外の野鳥たちの不思議なシーンを次々と思いだ出す。アオサギがルアーをくわえてしまった時も、隣にいたアオサギがまるで自分の事のように心配をしていた。目には涙さえ見えた感じがした。

ハクチョウがタンクローリーに跳ねられた時も、数羽が事故現場を探索しているように見えた。この頃は野鳥に対しての知識もなく、あまり擬人化して見るのは良くないとさえ思った。

ペットボトルの蓋で遊ぶ海猫の幼鳥や、私に捕まえた魚を自慢したミサゴ。普通なら危険な人間の頭上を獲物を捕まえた状態で3回も旋回しない。あの松江のスター、タンチョウだって人がいなくなると、警戒心が少なくなり人間ぽいところを見せる。

野鳥の子育ても一生懸命だ。ハクセキレイの親子も危険な私が近づくと、さり気なく子に近づいて逃げることを教える。元々セキレイは好奇心旺盛な野鳥なので、教えないと逃げることはない感じだ。そして「ピオ」と鳴く小さなコチドリ。外敵を巣から擬傷して遠ざける。これは本能かも知れないが、敢えて目立つことをする。

鳥の心は人間と量は違えど質は同じ。人間だと恥ずかしくて隠してしまう心の部分を鳥はオープンに伝えてくる。そう、今の人間に欠けている部分を鳥が伝えてくる感じだ。だから、野鳥を見ていて楽しくなる。その裏をまとめたのが「もの思う鳥たち」。凄い本だ。

2010年2月8日月曜日

中海・宍道湖のラムサール条約登録5周年記念事業

先日、ニュースで島根県と鳥取県が今秋に中海・宍道湖のラムサール条約登録5周年記念事業を展開すると流れた。汽水域がはぐくむ豊かな生態系を広くアピールするそうだ。

私には中海も宍道湖も、どちらも身近な存在。どっぷり生活圏内だ。しかも、ラムサール条約とくれば水鳥。この一年間はカメラのレンズを通して多くを学ばせてもらった。

ラムサール条約登録5周年記念事業。私には楽しみになる事業かも知れない。とても期待してしまう。


撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

安来の雁

米子市立図書館で「雁よ渡れ」を借りて読んだ。そして雁を見てみたくなった。どこに雁がいるか、近場を調べてみると安来だ。どうも白鳥ロード周辺に飛来しているらしい。

白鳥ロードに行って雁を探してみると、雁の群れを発見。コハクチョウの群れと同じように雁も田で群れていた。ただ、コハクチョウがいる田にはいない。他の田だ。離れたところから撮影して確認をするとマガン。思っていたよりも可愛い顔をしていた。

こちらは飛行中のマガン。カモより大きい。それにしても鳴き声が可愛い。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年2月6日土曜日

Symbian OS オープンソース化

携帯電話で使われるスマートフォン用OS「Symbian OS」。ついにオープンソースで公開となった。開発キットなども無料配布されるそうだ。

私はGoogleのAndroidが影響を及ぼしたと考える。先行して市場に投入したマイクロソフト社のWindows Mobile。そしてアップル社がiPhoneを発売して市場に火が付いた。

マイクロソフト社のWindows MobileはOSを携帯電話を作っているメーカーに販売している。今のパソコンと同じようなビジネスモデルだ。それに対してアップル社のiPhoneはOSもハードも自社で開発と販売まで手がける。これはアップル社のMacと同じビジネスモデルだ。

後発であるGoogle社のAndroidは携帯電話向けのOS。Googleらしくオープンソースで無料配布を開始した。これは市場に受けられた感じで、徐々にAndroidを採用した携帯が発売されている。そしてGoogleも携帯の販売を行うことになる。

世界で携帯電話機メーカーとして有名なNokia社。2008年に携帯電話向けOSのSymbian OSを開発していた英Symbianを買収した。このSymbian OS。実は日本の携帯電話にも多く採用されていた。そして、いよいよ、スマートフォン用Symbian OSをオープンソースで公開だ。

携帯電話を作るメーカー、フィンランドのNokia。グローバルな世界で携帯電話を販売して行くには、OSを軸にして携帯を作るしかないと考えたのだろう。そして後発のAndroidのオープンソースに対抗してスマートフォン用OS「Symbian OS」をオープンソースで公開することに。

世界でも技術レベルの高い日本の携帯メーカー。ソフトを軸にどう展開すればよいのか、長期計画を立てて、しっかりと計画をしてもらいたい感じがする。今の日本は携帯電話メーカーに限らず、本流を見ないで、目先の小さな渦で勝負ばかりをしている感じがしてならない。

2010年2月5日金曜日

タンチョウの渡り

島根県松江市内にタンチョウが飛来していることは、以前からこのブログに書いて、撮影した写真を小出しにしている。でも、自分がタンチョウについてどれぐらい知識があるかと言えば皆無だ。

今まで撮影してきた野鳥は、撮影の度に野鳥のハンドブックや野鳥の図鑑、またはその野鳥について書いた本を図書館から借りて読んでいる。

私の住んでいる周辺の図書館にタンチョウについての本は無いだろうと思っていたが、何と島根県立図書館に「日本の鶴」という本があった。早速、借りて読んでみると素晴らしい本である。写真も綺麗だが、本当にタンチョウが好きで仕方がない人が書いている感じがする。

あと、YouTube などで見る北海道のタンチョウ求愛ダンスもそんな感じが伝わってくる。それは切なくなるほど。松江のタンチョウで是非とも求愛ダンスを是非とも見たい所だが、残念ながら完全なのは見ていない。

求愛ダンス。今まで2回ぐらいしか撮影に出かけていないので難しいと思うし、私が撮影に出かけている時間帯もそれとは違う気がする。でも、完全でない瞬間の求愛ダンスは目撃することができた。瞬間の求愛ダンスだ。それを求愛ダンスと言うかはさておき、私は少し満足している。

さて、どんなダンスだったかと言うと、嘴で田の泥を突いて食事している時に、その時に間違って相手の足を突いてしまった。

突かれた相手はビックリ。何をするとばかり振り向いた。突いた方は間違って突いてしまったとすぐに気がつき、その時に求愛ダンスのポーズをした。突かれたタンチョウはそのポーズを見て、条件反射のように求愛ダンスのポーズで返した。両方が求愛ダンスの決めポーズで少し固まった。

この固まっている間が、見ている私からは可笑しかった。私にはタンチョウの目が少し宙に浮いている様に見えた。アニメなら後頭部に汗をかいている絵になると思う。

どちらが雄でどちらが雌かは判断が付きにくいタンチョウ。推定でしかないが、私には突いた方が雌で突かれた方が雄に見えた。だから突かれた方が大きな動きだったし、我慢ができたことだと思う。

もし、逆ならばどうだったかって。それはあなた、一回は突き返していたと思う。

そんなタンチョウ(どんなタンチョウ?)。毎日、広い田んぼで離れず仲良く二羽で食事をしている。生まれはこの地ではないけれど、他にはタンチョウは居ないけれど、不安は感じさせない。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM

トヨタ プリウスのブレーキ

トヨタ プリウスのブレーキが利きにくくなると問題になり始めている。滑りやすい路面で一時的にブレーキが利きにくくなるそうだ。原因はブレーキのコンピュータ制御に問題があるそうだ。

自動車もコンピュータ制御が増えると、今までと違った問題が起きてくる。

携帯電話も頻発するソフトの改修に、今では自動的にアップデートするようになっている。こうなると改修コストがあまりかからない。改修にかかる期間も短くて済む。自動車もネット経由で自動的に改修する工夫が必要になりそう。ただ、携帯と違って間違った改修をすると危険だ。命に関わる。

このあたりのバランスや法の整備なども含めて、来るべき電気自動車社会の検討を始めるべきではないだろうか。

確か、トヨタのラウムはブレーキアシストという機能が世界で初めて付けられた。これは緊急時の急ブレーキが踏めない人のために、ブレーキを踏み込み続けるコンピュータ制御機能だ。

ただ、緊急でない場合もコンピュータが危険と判断するとブレーキを踏み続けるので、予想外の急停止となり危険を感じたことがある。そう、後続車が激突しそうになる。リコールにはならなかったが、希望者にはこの機能を停止するか、感度を下げる措置がされた。

私は感度を下げた状態で運転してみたが、故意にアシストを利かせることができなかった。でも、これで安心して運転ができるようになったことを覚えている。

新しい機能には危険が付きものだ。利用者からするとブレーキについては、設計者に欲張らないで欲しいと思う。

2010年2月3日水曜日

ハクセキレイの群れ

夜、セルフガソリンスタンドでガソリンを入れていると、鳥の囀りと小鳥の陰がチラチラと。あれ?と思いながら囀りのする方向を見ると、そこにはハクセキレイの群れがあった。

ご覧のように電線と看板の裏にハクセキレイがいっぱい。

落ち着いて見ると電線にはスズメみたいにハクセキレイでいっぱいだ。これにはビックリした。この場所に何かメリットがあるのだろうか?

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM(高感度モードで撮影)

ATOK定額制クライアントバージョンアップ

日本語入力システムATOK2010は2月5日発売予定だったが、本日(2月2日)アップデート確認画面が表示された。ただ、メッセージが「ATOK定額制クライアントバージョンアップ」と表示されるので、直感的にATOK2010へのバージョンアップとは連想できなかった(笑)

私は漢字変換をジャストシステム社のATOKを定額制で使っている。月々300円。どうやら早めに自動でアップデートするらしい。私は早速、確認画面を了解してATOK2009からATOK2010にアップデートをしてみた。

瞬時に、お手軽に、ATOK2010のインストールが終わった。その後、パソコンの再起動が求められたので再起動をする。キーの定義や登録した単語を引き継ぐか聞いてくるので承認。ATOK2009からATOK2010へのバージョンアップは完了した。

早速、文章を入力すると、以前よりも何かいい。この良さは何だろう。言葉で表現できないが、今までよりも自然な感じで入力できる。柑橘系になったとい感じだろうか。少しタイプミスをしても、それを感じさせない様に変換をしてくれる。入力と変換スピードもアップした感じもする。

多少いい加減に入力しても、さり気なく変換する感じがかなりいい。

これはATOK2008からATOK2009にバージョンアップした時よりも好印象な感じだ。定額制でなければ、パッケージを購入して手に入れることになるが、瞬時に、お手軽にバージョンアップできてしまう定額制は正解だったかも。

文章の作成を楽しくさせる日本語入力システムATOK2010。私は素晴らしい商品だと思う。文章を作成する人はATOKをお勧めする。お金に余裕があればオプションである広辞苑などの辞書もかなり良いのでお勧めだ。変換中にこの意味は?となった時にすぐに調べることができる。

2010年2月1日月曜日

NHK佐野元春のザ・ソングライターズ

先日、NHKで「佐野元春のザ・ソングライターズ」を再放送していた。ゲストはさだまさしさん。

番組の中で佐野元春さんが、さだまさしさんにどうしてこんな詩が書けるの?みたいな質問をしていて、それにさだまさしさんが答えていた内容が実に新鮮だった。

「人間は匂いに敏感だ。だからそれをイメージできるように考える。そのイメージを持っている人には伝わる。例えば乾いたアスファルトに雨が降る。その時の匂い」。と言うような内容だった。

#番組を「ながら」で見ていた私は、もっとしっかりと見ていればと反省。

私が文章を考える時はリズムを持って考える。そう、歌うように文章を考える(笑)。そして、言葉から色がイメージできたら嬉しい。しかし、匂いまでは考えたことがなかった。さだまさしさんの話は、水からあげたばかりのピーマンを包丁で切った時みたいに新鮮で刺激的だった。

これから書く文章は匂いまでを伝えるように書く。できなくても少し意識をして書いてみたい。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM