2010年8月6日金曜日

ビル・トッテンさん

先日、ビル・トッテンさんのセミナーに参加する機会があり、感想をブログに書こうと思って一週間が経ってしまいました。

ビル・トッテンさんは株式会社アシストの社長さん。私がアシストと聞いて思い出すのはアシストワードやアシストカルク。う~ん、当時はビックリするぐらいの低価格ソフトで、確か1万円を切っていた。その影響でマイクロソフトはMicrosoft Works、ジャストシステムは一太郎dashという低価格ソフトを出して対抗した。それぐらい影響力があったと記憶している。

アシストワードやアシストカルクが発売された時期は東芝のダイナブックが発売された頃。それなりに高額なノートパソコンでしたが、これも当時としては低価格なノートパソコン。どちらも市場に受け入れられてヒットしました。そんな私もXeroxブランドのダイナブックとアシストワードやアシストカルクを買って持っていましたね。

#そのうちにKechinekoが持っている秘蔵コンピュータの写真をブログに掲載したいと思います。

さて、そんな会社の社長さん。どんな人かと楽しみにしていましたが、会場に入るやいなや、インパクトがありました。さすがです。

先ずは長身で服装も個性がありました。そして用意された会議用テーブルでは事が足りず、会議テーブルの上にプロジェクターの台を乗せて、そこにノートパソコンを置いてセミナーが始まりました。

ノートパソコンは使いますが、それはプロジェクター投影用ではなく話すときのノート代わりだそうです。だから会場にはプロジェクターもスクリーンも用意されていません。会議テーブルの上にプロジェクターの台、そしてそこに置かれたノートパソコンをチラ見しながら話が始まりました。肩からは鞄をかけたままのその姿はとても新鮮。

話は家庭菜園から始まりました。この出だしも好感が持てます。あと日本語は流暢です。

話の内容は、仕事の日数を減らして所得は下がるが、家庭菜園などをして生活の質を高めるのが良い。私は京都に住んで家庭菜園をしている。三日程度東京へ出て仕事。

閉ざされてない科学や文学は有益。オープンになるほど、多くの人が関わってくる。昔、ベートーベンなど知的なモノは所有権を持ってなかった。所有権は国内のモノ。所有権を主張しても国が変われば使えてしまう。

ACTA知っていますか。6月に放送法改正案が採決されました。これによりインターネットの自由性がなくなる可能性があります。このことは国民にオープンになっていない。

同じ時間に同じ場所に集まって仕事をする。これは工場なら必要だけれど、インターネットの時代、全てそうではないハズ。仕事によっては時間も場所も自由になるはず。
やるかやらないか、意義を見出してする。
生活の質を良くすることを考える。

う~ん、きちんとメモを取ってなかったので、ほとんど私の良いように解釈しているかも知れませんが、こんな感じの内容を話されました。

これってKechinekoの考え方と近いです。とても共感しました。そう生活の質を高める。これはお金やモノや地位ではなく、もっと自然に自由に、そう野鳥的な生活感を求めることで生活の質が自然と高まるのですよ。みたいなことではないでしょうか。

このあと、懇親会で話を伺うことになるのですが、これはまた何かの機会で書きたいと思います。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM

0 件のコメント:

コメントを投稿