2010年10月1日金曜日

二足歩行

週刊アスキーに二足歩行ロボットの記事。かなり重たいモノを載せても二足歩行できるとか。実に凄い。

そんな記事を感心して読んでいる私は年に数回ほど歩いていてつまずく事を思い出す。あまり足もとを見てないからか、靴が大きいのか、足を上げる高さが足りないのか、原因は定かではない。

こうやって書いていると階段で転んだ事を思い出す。さすがに転ぶまではめったにないが、階段の踊り場で踏み外したのは痛かった。一気に下まで転げ落ちたからだ。その時は足首を捻挫して病院まで行ってしまった。しばらくは歩くのが大変だった。

次に思い出したのは町内の運動会。今よりももっと若いとき。それは公園の小さな運動場を使って開催された。100m競争でもトラックのコーナーを回ってゴールだ。

短距離競争は自信があったから一番を狙っての参加。しかし、走り始めると体が頭のイメージについていかない。足が遅れてしまうのだ。それでも直線は何とかなった。問題はコーナー。今まで100m競争でコーナーは経験がない。コーナーを抜けて直線コースなったところでゴールだが、そのゴール直前で転んでしまった。

それは運動会でたまに見る光景。自分がそうなるとは。いくらコーナーがあるからと言ったところで、転んでしまったことには間違いがない。自信があった分だけ失望も大きい。

話を戻そう。そう二足歩行の難しさ。

既に二足歩行のロボットは玩具まである。単に二足で歩く技術は実は難しくない。でも、ただ歩くだけでは意味がない。玩具から抜け出ることはできない。そこに目的を持たせて時間を惜しんで作り上げていく努力が必要だったりする。

週刊アスキーの記事ではこの二足歩行ロボットは人間が乗って操縦することを目指したと書いてある。人が乗って重たくなるとモーターのパワーも必要だが、それ以外の考慮すべき点が想像できないぐらいにあると思える。だから凄い技術が詰まっているに違いない。

きっと目的に向かって出来るところからコツコツと積み上げてきた成果だと思う。手先だけでは作り上げることができない。どうしても記事になると伝わり方が軽くなるが、やはり本質は見えないところにあったりする訳だ。

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