2010年10月9日土曜日

EOS 7Dのファインダー

EOS 7Dのファインダーは視野率100%で倍率が1倍だ。これは両目を開いたまま片目でファインダーを覗いた時、両目とも見ているモノが同じ大きさに見えることを意味する。そう、右手の親指と人さし指で丸を作って右目で覗くのと同じ。枠だけがある状態。

実際にEOS 7Dでファインダーを覗くとそうなる。フィルムカメラでは最高級カメラでないと作れなかった。受光素子がフルサイズセンサーでない、APS-Cサイズだから、この実売価格のカメラでも可能となったのだろうけれど、組み立て精度も高くないと実現ができない、素晴らしいカメラだ。

もちろん、これを試すときはレンズが標準レンズ50mmでないとダメ。広角だと被写体が小さくなるし、望遠レンズでは大きくなる。設計は標準レンズでの話だから。


関連:EOS 7Dの約1800万画素CMOSセンサー
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撮影:Canon EOS7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

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